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雨漏り調査は自分でできる?調査方法から放置する危険性まで解説!

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雨漏り調査は自分でできる?調査方法から放置する危険性まで解説!

雨漏り調査は自分でできる?調査方法から放置する危険性まで解説!

雨漏り調査を専門家に頼る前に自分でできる方法はないかと考える方も多いでしょう。この記事では、そんな悩みを持つあなたに向けて、自分でできる雨漏り調査の方法をわかりやすく解説します。

自分で調査することで、早期発見・早期対応が可能になり、大きな修理費用を避けることができるかもしれません。雨漏りのサインを見逃さず、安心できる家づくりの一歩を踏み出しましょう。

自分でできる雨漏り調査の方法とは

自分でできる雨漏り調査の方法を知ることは、家のメンテナンスにおいて非常に重要です。この章では、自分でできる雨漏りのチェック方法を紹介します。

自分でできる雨漏り調査①:目視調査

目視調査は、特別な道具を必要とせず、誰でも簡単にできる雨漏りの基本的な調査方法です。

この方法では、屋根や壁、窓・サッシ、雨樋など、雨水の侵入が疑われる箇所を注意深く観察します。ここでは、目視調査で特に注意すべきポイントを詳しく見ていきましょう。

目視調査で見るべき箇所

屋根

屋根の目視調査では、瓦や屋根材のズレ、ヒビ割れ、破損の有無をチェックします。特に、棟板金の浮きや瓦屋根の漆喰の崩れは、雨漏りの直接的な原因になり得ます。

屋根に登るのは危険なため、地上から双眼鏡を使うか、写真を撮って確認する方法が安全です。

壁の目視調査では、壁材の変形やヒビ割れ、シーリングの劣化に注目します。これらの異常は、雨水が侵入する可能性のあるサインです。

壁の状態をチェックする際には、方位による劣化の違いも考慮し、特に日当たりの強い面を入念に調べましょう。

窓・サッシ

窓やサッシ周辺の目視調査では、シーリングの劣化やパッキンの状態を確認します。また、サッシのレールにゴミが詰まっていないかもチェックすることが重要です。

これらの部分の不具合は、雨水の侵入経路となり得るため、定期的な点検が必要です。

雨樋

雨樋の目視調査では、破損や外れ、変形の有無を確認します。また、雨樋が詰まっていないかもチェックしましょう。

詰まりがあると、雨水が溢れて建物の壁や基礎に悪影響を及ぼす可能性があります。降雨時のオーバーフローの有無で詰まりを確認することができます。

自分でできる雨漏り調査②:散水調査

散水調査は、実際に水を使って雨漏りの原因箇所を見極める方法となります。

目視では判断しにくい微細な亀裂や隙間からの雨水の侵入を確認できるため、より具体的な原因究明に役立ちます。しかし、散水調査を行う際にはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。

散水調査のポイント

散水調査は、特に目視調査で疑問点が見つかった場合に有効な手法です。この方法では、ホースを使用して疑わしい箇所に直接水をかけ、雨漏りの原因を探ります。実施する際は、水を下から上へと順にかけ、一か所につき約15分間の散水を目安にします。

適切な長さのホースとシャワーヘッドの準備が必要で、作業後は室内に入って漏水の有無を確認することが大切です。高所での作業は避け、室内への水の侵入を防ぐために事前の養生も忘れずに行いましょう。安全第一で行うことが重要です。

自分で雨漏り調査するのは難しい

雨漏りの原因を特定する作業は専門知識と経験を要します。雨水の侵入口は一箇所だけでなく、複数存在する可能性があり、それら全てを見つけ出すことは一般人には困難です。また、雨漏りの兆候を発見しても、その進行度合いを正確に判断するのは難しく、放置することで建物に重大なダメージを与え、結果的に修理費用が増大するリスクがあります。

雨漏り箇所が表面的に修復されたように見えても、建物の内部で問題が進行している場合があり、これを見逃すとさらなる被害を招くことになります。そのため、雨漏り調査は専門業者に依頼するのが最も確実で、専門業者は雨漏りの原因を正確に特定し、根本からの修理を行うことができます。

自分でできる雨漏りの応急処置

雨漏りが発生した際に、すぐに専門業者に依頼するまでの間、自分でできる応急処置は被害を最小限に抑える上で非常に重要です。

ここでは、自宅で簡単にできる雨漏りの応急処置方法を3つご紹介します。

バケツで雨水を受け止める

雨漏りが発生している箇所から滴り落ちる水を直接受け止める最も基本的な方法です。床や家具への二次被害を防ぐために、バケツや他の容器を使用して雨水を受けます。

容器内での水の飛び散りを最小限に抑えるため、ぞうきんや吸水シートを容器の中に入れておくと良いでしょう。この方法は、特に天井や窓の上部からの雨漏りに有効です。

防水テープで隙間を塞ぐ

雨漏りの原因が窓や換気扇の隙間からの吹き込みである場合、防水テープを使ってその隙間を室内側から塞ぐことができます。

特に台風などの強風時には、この方法が雨水の侵入を防ぐのに効果的です。使用する際は、アクリル系の防水テープを選ぶと、後でテープを剥がした際に跡が残りにくいです。

ブルーシートを床に敷く

複数箇所からの雨漏りが発生している場合や、大量の雨水が予想される場合には、ブルーシートを床に広げて応急処置を行うことができます。

ブルーシートは、バケツでは対応しきれない量の水に対しても、床を保護するのに役立ちます。また、移動が難しい家具や電化製品をブルーシートで覆うことで、これらを雨水から守ることも可能です。

雨漏りを放置するのが危険な理由

雨漏りを対策せずそのまま放置しておくと、家の寿命を縮めるだけでなく、家に住んでいる方の安全にも直接的な影響を及ぼします。雨漏りを放置すると、まず建物の木材が水分を吸収し、長期間濡れた状態が続くことで腐朽菌の増加やシロアリの被害を受けやすくなってしまいます。シロアリ被害などによって木材の強度が低下し、結果的に建物の耐震性を著しく損なうことに繋がります。さらに、金属部分の錆びや腐食も進行し、建物の構造体を弱体化させます。

湿気が高い環境はカビの発生にも繋がり、カビはアトピー性皮膚炎や喘息などの健康問題を引き起こす原因となり得ます。また、湿った環境はシロアリの繁殖にも最適で、シロアリによる被害は建物の土台や構造体を蝕んでしまいます。これらの問題は、建物の資産価値を大幅に減少させるだけでなく、住む人々の生活品質にも悪影響を及ぼします。

雨漏りによる漏電や火災のリスクも無視できません。水分が電気設備に侵入することで漏電が発生し、最悪の場合、火災に繋がる可能性があります。これらのリスクを考慮すると、雨漏りを見つけた際には迅速な対応が必要です。自分で雨漏り調査を行うことも大切ですが、専門の業者による詳細な調査と修理が、根本的な解決に繋がります。

まとめ【雨漏り調査は自分でせずに専門家にお任せ】

雨漏りはその初期段階で発見し、迅速に対処することが重要です。自分で雨漏り調査を行うことも可能ですが、根本的な原因を見極め、適切な修繕を行うには専門的な知識と技術が必要です。放置した雨漏りは建物の構造を脅かし、最悪の場合、住まいの寿命を縮めるだけでなく、住む人の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。このようなリスクを避けるためにも、雨漏りを発見したら、専門家に相談することが最善の策です。

この点で、けんおうリノベーションは、雨漏り調査・修繕を専門に行う企業として、高い評価を受けています。先進的な技術を駆使し、雨漏りの原因を正確に特定してくれます。その後、再発防止を含めた根本的な修繕を行うことで、お客様からの厚い信頼を獲得しています。

雨漏りに関する悩みを抱えている方は、けんおうリノベーションに相談してみることをお勧めします。我々の専門知識と経験に基づくアドバイスは、あなたの大切な家を守るための第一歩となるでしょう。

雨漏り調査のことは、けんおうリノベーションにお問い合わせください。