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外壁から雨漏りする原因は?補修すべき理由や応急処置・業者の選び方まで解説!

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外壁から雨漏りする原因は?補修すべき理由や応急処置・業者の選び方まで解説!

外壁から雨漏りする原因は?補修すべき理由や応急処置・業者の選び方まで解説!

外壁からの雨漏りは、家の快適性と安全性を脅かす厄介な問題です。放置すれば、家の構造に深刻なダメージを与え、修理費用も高額になってしまいます。

この記事では、外壁からの雨漏りの原因や補修すべき理由、応急処置の方法、信頼できる業者の選び方などを詳しく解説します。

雨漏りの兆候を見逃さず、早期発見・早期対処することで、大切なお住まいを守りましょう。

外壁から雨漏りの6つの原因

外壁からの雨漏りは、我が家を守る壁に隠されたさまざまな要因によって引き起こされます。ここでは、その具体的な原因を解説します。

サッシの劣化

窓の枠組み、いわゆるサッシ周辺は、雨漏りが発生しやすいポイントの一つです。時間が経つにつれ、サッシを固定する部品や、隙間を塞ぐために使用されるシーリング材が劣化します。これにより、本来防水されているはずの箇所から雨水が侵入し始めます。加えて、サッシ自体の変形や緩みが生じることもあり、これが雨漏りの直接的な原因になることがあります。

シーリング材の劣化

外壁のさまざまな接合部に用いられるシーリング材は、雨水の侵入を防ぐために欠かせない要素です。しかし、このシーリング材が時間の経過とともに硬くなり、割れたり、縮んだりしてしまうと、細かな隙間が生じ、そこから雨水が侵入してしまいます。特に、外壁と外壁、または外壁と窓の間の接合部に多用されるため、シーリング材の状態を定期的にチェックすることが重要です。

外壁の傷や変形

外壁が経年劣化や外力によって傷ついたり変形したりすると、雨水が侵入しやすくなります。モルタル壁に見られるひび割れや、窯業系サイディングの反りや割れ、そして釘の抜け穴などが典型的です。これらの小さな隙間から雨水がしみ込むと、建物内部にまで水害をもたらすことがあります。

水切り金具の不具合・劣化

家のあちこちに設置されている水切り金具は、雨水を適切に排水し、建物を守るために不可欠です。しかし、これらの金具が劣化したり、取り付けが不適切だったりすると、その機能を果たさなくなります。特に、異なる材質が接合されている部分での不具合は、雨漏りの直接的な原因になり得ます。劣化した水切り金具は、見た目にはわかりにくいですが、定期的な点検が重要です。

ベランダ・バルコニーの防水層の劣化

ベランダの床面には防水シートやFRP防水、ウレタン防水などの防水処理がされています。しかし、経年劣化により防水性能が低下すると、雨水が浸入します。

防水層の劣化は、紫外線の影響と水分浸入が大きな要因となります。日射しによる紫外線劣化で防水層が硬化・ひび割れを起こしたり、排水勾配の低下で水がたまり防水層に浸入するとカビや剥がれが生じます。10年を過ぎる頃から防水性能の低下が顕著になってきます。

一度防水層が劣化して雨漏りが起きると、外壁や室内への被害が広がる恐れがあります。定期的な点検と補修が重要で、防水層が完全に劣化する前に補修することで大がかりな修繕工事を防げます。

笠木の劣化

笠木とは、屋根の端に取り付けられた板のことです。この笠木が傷んだり、ゆるんだりすると、雨水が外壁に流れ込んで雨漏りを引き起こします。

笠木の劣化は、主に経年劣化が原因です。10年以上経つと、紫外線や雨風による影響で笠木が次第に劣化していきます。また、笠木の固定が緩んだり、塗装がはげてきたりすることでも劣化が進行します。

放置しておくと内部の腐食が進み、最終的に高額な修理費用が必要になる可能性があります。

外壁からの雨漏りを補修すべき理由

外壁からの雨漏りを見過ごすことは、家全体に深刻なダメージを与えかねません。初期段階で対処しなければ、建物内部への雨水の侵入は止まらず、結果として構造の耐久性が低下します。この連鎖反応は、家の寿命を短縮させるだけでなく、カビの発生による健康へのリスクも高めます。

特に、アスペルギルス菌のような有害なカビは、アトピー、アレルギー性気管支喘息、過敏性肺炎を引き起こすこともあります。雨漏りがあれば、ただちに原因を究明し、適切な補修を行うことが、家と家族の健康を守るために不可欠です。

外壁から雨漏りを自分で直すのは難しい

外壁からの雨漏りを見つけたとしても、その原因を正確に突き止めるのは簡単ではありません。雨漏りの原因は、見た目の湿潤や水滴の位置だけで判断できるほど単純ではなく、実際には予想外の箇所から水が侵入しているケースが多いです。

さらに、原因を正確に把握できずに自分で修理を試みると、雨水の流れる経路を変えてしまい、本来の問題を解決するどころかさらに状況を悪化させる可能性があります。外壁からの雨漏りの場合、雨水がどこからともなく浸入してくるため、その入口を特定するのには専門の知識と技術が必要です。根本的な修理を困難にするだけでなく、余計な時間と費用を消費することにもなりかねません。

外壁から雨漏りした際の3つの応急処置

雨漏りは放置すれば建物に深刻な被害を及ぼす可能性があるため、早急な対処が求められます。ここでは、外壁からの雨漏りに対する応急処置として、3つの方法をご紹介します。

ブルーシートで外壁を覆う

雨漏りの原因となる外壁部分をブルーシートで覆うことは、雨水の侵入を阻止するのに効果的です。この方法は、雨漏りの正確な原因や侵入箇所が未特定でも、広範囲を保護できるため便利です。

ただし、ブルーシートが風で飛ばされないようにしっかりと固定することが重要となります。これにより、雨水が建物内部に入るのを一時的に防ぐことができます。

防水テープを侵入箇所に貼る

雨漏りの具体的な侵入口が分かっている場合、防水テープを使用した応急処置が有効です。防水テープは、雨水が建物内部に侵入するのを防ぐために、直接漏水箇所に貼り付けます。

作業は比較的簡単で、テープを貼るだけで済みますが、対象箇所が濡れているとテープがうまく貼り付かないため、乾燥した状態で施工することが大切です。

雨漏りの状況を記録する

雨漏りを発見したら、まずはその状況を詳細に記録しましょう。どの部屋で、どのような形で水が漏れているのか、雨漏りが始まった時期や特定の天候で発生しやすいかなど、具体的な情報をメモしておくことが重要です。

この記録は、後に専門家による修理を依頼する際に、問題の原因を特定する手がかりとなります。また、雨漏りの状況を把握することで、より効果的な応急処置を行うことができるようになります。

外壁からの雨漏りでの業者の3つの選び方

外壁からの雨漏りを経験すると、迅速かつ適切な修理が求められます。しかし、どの業者に依頼すべきか選ぶのは容易ではありません。ここでは、信頼できる業者を見極めるための3つのポイントを紹介します。

修理実績が豊富

雨漏り修理において、豊富な修理実績は信頼の証です。多くの修理経験がある業者は、様々な状況に対応できる技術力と提案力を持っています。

実際に多くの雨漏り問題を解決してきた業者は、その経験を活かして、あなたの家の問題にも的確に対処できるでしょう。修理実績を確認することで、業者の経験値と技術力を見極めることができます。

修理後のアフターケアがある

修理後のアフターケアの有無は、業者選びの重要なポイントです。万が一、修理後に再発や新たな問題が発生した場合、迅速かつ適切に対応してくれる業者を選ぶことが大切です。

保証期間の設定や、アフターケアの内容を事前に確認することで、長期的な安心を得ることができます。信頼できる業者は、修理後も安心のサポートを提供してくれます。

費用が相場とかけ離れていない

雨漏り修理の見積もりを依頼する際は、市場価格と大きく異なる業者は避けるのが賢明です。適正な価格設定は、業者の公平性と信頼性を示す重要な指標となります。

相場を事前に調べておくことで、提示された見積もりが妥当かどうかを判断できます。また、複数の業者から見積もりを取り、それらを比較することで、過剰請求や不当な低価格を避けることができます。

雨漏り修理業者の選び方を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

⇒外壁から雨漏りした際の9つの修理業者の選び方

まとめ【外壁からの雨漏りでお困りなら、けんおうリノベーション】

この記事では、外壁からの雨漏りの原因や応急処置、修理の際の業者選びのコツについて解説しました。雨漏りは放置すると、家の構造を損なうだけでなく、カビや腐食の原因にもなります。そのため、早期発見と適切な修理が大切です。

もし、外壁からの雨漏りでお困りの方は、けんおうリノベーションにご相談下さい。けんおうリノベーションは、雨漏りの調査・修繕に特化した専門業者です。目視や発光液、ガス検知などの手法を駆使して、雨漏りの原因を徹底的に調査し、再発防止に努めています。

また、けんおうリノベーションでは、雨漏りの原因を特定するまでを完全成果報酬で実施しています。さらに、修理後も最低1年間の保証期間を設けているので、安心して任せられます。外壁からの雨漏りは、早めの対処が肝心です。信頼できる専門業者に相談して、大切な住まいを守りましょう。

外壁からの雨漏りでお困りなら、けんおうリノベーションにご相談ください。