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ベランダ・バルコニーの雨漏りの6つの原因とは?放置する4つの危険性も解説!

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ベランダ・バルコニーの雨漏りの6つの原因とは?放置する4つの危険性も解説!

ベランダ・バルコニーの雨漏りの6つの原因とは?放置する4つの危険性も解説!

ベランダやバルコニーでの雨漏りを放置すると、住宅に様々な危険が及ぶ可能性があります。

そこでこの記事では、ベランダ・バルコニーの雨漏りの6つの原因と、放置することによる4つの危険性を詳しく解説します。

この記事を読むことで、ベランダ・バルコニーの雨漏りの原因や放置の危険性について正しく理解することができます。さらに、予防や対策方法についても解説しますので、安心してお住まいのメンテナンスに取り組むことができるでしょう。

ぜひ最後までお読みください。

ベランダ・バルコニーで雨漏りする6つの原因

ベランダやバルコニーでの雨漏りは、様々な要因が考えられます。ここでは、具体的な6つの原因について解説します。

排水口

排水口が詰まっている場合、雨水が正常に流れずにたまり、ベランダやバルコニーに浸み込んでしまいます。詰まりの原因としては、ゴミや枯れ葉、砂や泥などが考えられます。

定期的な清掃やメンテナンスが必要です。

ベランダの床面

ベランダの床面は、防水シートや防水塗装処理が施されていますが、劣化するとひび割れやはがれ、破れが生じることがあります。これにより雨漏りが発生します。

笠木

笠木はベランダの手すりの壁とその頂点部分にかぶせてある部品です。

笠木のジョイント部に施されたシーリングが劣化すると、雨水が侵入する隙間が生じます。また、ビスで固定されている部分がゆるむと、笠木自体が浮いてしまい雨漏りが起こることがあります。

ベランダの壁

ベランダの壁の塗膜や目地シーリングの劣化、クラックからも雨漏りが発生することがあります。定期的な点検と補修が重要です。

掃き出し窓

掃き出し窓の周辺にはコーキング処理やビート剤が施されていますが、劣化すると隙間が生じ、雨水が侵入します。また、引き違い窓の場合は窓枠の隙間から雨水が入り込むこともあります。

家自体の設計ミス(勾配異常)

ベランダやバルコニーの勾配が不適切な場合、雨水がたまりやすくなり雨漏りの原因となります。設計段階での適切な勾配設定が必要です。

【原因別】ベランダ・バルコニーでの雨漏りの補修方法

ベランダやバルコニーでの雨漏りには、原因に応じた適切な補修方法があります。以下では、それぞれの原因に対する補修方法を解説します。

排水口の補修方法

排水口が詰まっている場合は、掃除やつまり解消グッズを使って解決できるかもしれません。しかし、解消しない場合は排水口の奥につまりがある可能性がありますので、業者への依頼を検討しましょう。

ベランダの床面の補修方法

ベランダの床面の劣化による雨漏りには、トップコートを塗り替えて防水層の保護をする方法があります。専門業者に相談し、適切な補修方法を選びましょう。

笠木の補修方法

笠木のジョイント部のシーリングが劣化している場合、シーリング補修工事で雨水の侵入を防ぐことができます。ただし、外壁材の腐食を引き起こさないように注意が必要です。DIYに不安がある場合は、専門の工事業者に相談しましょう。

ベランダの壁の補修方法

モルタル壁の場合はクラック補修を行い、サイディング壁の場合は目地打ち替え工事後に塗装メンテナンスを行うことが一般的です。適切な補修材や方法を選び、耐久性を保つようにしましょう。

掃き出し窓の補修方法

窓枠と外壁の隙間やひび割れが雨漏りの原因となる場合は、コーキング補修を行います。専門業者に依頼するか、DIYで行う際には適切なコーキング材を使用し、隙間をしっかり埋めることが重要です。

ベランダ・バルコニーの雨漏りの補修費用はいくら?

ベランダやバルコニーの雨漏りの補修費用は、修理内容や範囲によって異なります。

防水コーキングの補修など部分的な修理の場合、修理費用は約3万円から15万円程度が目安です。下地の修理や交換などの全体的な修理の場合、修理費用は約15万円から50万円程度が目安となります。

ただし、補修費用は現地の状況や業者によっても異なる場合がありますので、具体的な見積もりを取ることが重要です。

火災保険は使えるのか?

自然災害によって引き起こされた劣化や破損は、一部の火災保険によって補償される場合があります。具体的には、風災(台風や竜巻などの被害)、雪災(大雪や雪崩などの被害)、雹災(ひょうによる被害)などが該当します。これらの自然災害と雨漏りの因果関係が明確にある場合、火災保険の適用が考えられます。

ただし、注意点もあります。火災保険の適用は、経年劣化によるものではなく、明らかに自然災害による被害である場合に限られます。例えば、「台風で屋根が飛んで雨漏りした」といった災害との因果関係がある場合には保険が適用されることがあります。しかし、明らかに経年劣化によるものと認定されると、保険の適用は難しいでしょう。

詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。

雨漏りにおける火災保険の適用範囲はどこまで?申請前に知っておくべき2つのポイント

ベランダ・バルコニーの雨漏りを放置する4つの危険性

ベランダやバルコニーの雨漏りを放置することは、様々な危険性を引き起こす可能性があります。以下では、その主な危険性を解説します。

耐震性が低下する

雨漏りによってベランダやバルコニーの建材が濡れ続けると、木材や鉄骨などの耐震性が低下します。

この状態で地震などの外力がかかると、構造物の安定性が脆弱となり、倒壊や損傷のリスクが高まります。

シロアリが発生する

湿気のたまりや水漏れによって、ベランダやバルコニーの建材が腐食しやすくなります。

この状態が長期間続くと、シロアリの侵入や発生を招く可能性があります。シロアリの被害は建物全体に広がり、大きな損害をもたらす恐れがあります。

健康被害を及ぼす

雨漏りによって水分が染み込むと、ベランダやバルコニーの内部にカビや菌が繁殖しやすくなります。

これらの微生物が室内に侵入することで、アレルギー症状や呼吸器のトラブルなど、健康被害を引き起こすリスクがあります。

漏電が起きる

雨漏りが進行すると、電気設備にも影響を及ぼす可能性があります。

雨水がコンセントや配線に浸入することで、絶縁が損なわれたり漏電が発生したりする危険性があります。漏電は火災や感電の原因となるため、即座に対処する必要があります。

ベランダ・バルコニーで雨漏りですべき応急処置

ベランダやバルコニーで雨漏りが発生した場合、以下の応急処置を行うことが重要です。

  1. 雨漏りが起きている場所周辺の家具や家電製品を移動させましょう。水がかかると損傷や故障の原因になるため、できるだけ濡れない場所に移動させることが大切です。特に電化製品はすぐにコンセントを抜いておきましょう。
  2. 濡れている場所を雑巾で拭き取ります。水分をできるだけ取り除くことで、床や壁への浸透を防ぐことができます。
  3. ブルーシートや防水シートを敷いてバケツを置きましょう。漏れてくる水を受け止めるために、シートを敷いてからバケツを設置します。これにより、水の広がりを抑えることができます。

ただし、これらの応急処置は一時的な対策であり、雨漏りの根本的な解決にはなりません。早めに専門業者に相談し、適切な補修を行うことが重要です。安全な生活環境を保つためにも、迅速な対応が必要です。

ベランダ・バルコニーの雨漏りで修理業者を選ぶ3つのポイント

ベランダやバルコニーの雨漏りの修理を行う際には、以下のポイントに注意して業者を選ぶことが重要です。

保証が設けられている

信頼できる修理業者は、品質と信頼性を示すために保証を提供しています。

修理後に再び雨漏りが発生した場合や、施工に関する問題が生じた場合にも、保証期間内であれば無料で対応してくれます。業者選びの際には、保証内容や期間を確認し、安心できる保証を提供している業者を選ぶことが大切です。

HP・SNSに顔写真が出ている

信頼できる業者は、自社のホームページやSNSでスタッフの顔写真を公開しています。

これにより、業者の信頼性や実績を確認することができます。顔写真が掲載されている場合、業者は自社のサービスに自信を持っており、顧客との信頼関係を大切にしていることを示しています。顔写真の公開は、業者の信頼性を判断する際の重要な要素となります。

相見積もりを取る

複数の業者から見積もりを取ることは、コスト面やサービス内容の比較において重要です。

複数の業者に依頼することで、料金の相場や修理方法についての情報を得ることができます。また、業者ごとに提案やアドバイスが異なる場合もありますので、相見積もりを取ることで最適な選択ができます。修理業者の選定は慎重に行い、信頼できる業者を選ぶためにも相見積もりを活用しましょう。

まとめ

今回の記事では、ベランダ・バルコニーの雨漏りの原因と補修方法について解説してきました。

雨漏りを放置すると健康被害に繋がり、最悪の場合家屋が倒壊する原因にもなりかねません。雨漏りに気がついた場合は、すぐに補修を行いましょう。

ベランダやバルコニーの雨漏りでお悩みの方は、けんおうリノベーションにお任せください。

当社は24時間対応で年中無休のサポート体制を整えており、お客様の状況に合わせた最適な解決策を提供しています。お見積りは無償で、お客様とのコミュニケーションを重視しています。一人ひとりのお客様と真剣に向き合い、信頼関係を築くことを心掛けている会社です。

けんおうリノベーションでは施工から最低1年間の保証期間を設けており、修理後の雨漏り再発率はわずか3%以下と極めて低い数字を誇っています。お客様の安心と満足を第一に考え、確かな技術と豊富な経験を持つ専門のスタッフが迅速かつ丁寧に補修作業を行います。

ベランダ・バルコニーの雨漏りでお困りの際は、けんおうリノベーションにご相談ください。