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雨漏り診断が必要なタイミングとは?調査方法や費用相場など徹底解説

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雨漏り診断が必要なタイミングとは?調査方法や費用相場など徹底解説

雨漏り診断が必要なタイミングとは?調査方法や費用相場など徹底解説

自分の家で雨漏りが発生してしまった際、被害を拡大させないためにも迅速に修理することが重要です。

そのために雨漏り診断を行う必要があるのですが、診断するタイミングは雨漏りが起きた場合のみに限ったことではありません。

そこで本記事では、雨漏り診断が必要なタイミングや調査方法などを詳しく解説します。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。

雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。

雨漏り診断が必要なタイミング

雨漏り診断が必要なタイミングは、主に以下の通りです。

  • 雨漏りが始めて起きたとき
  • 悪天候のシーズン前

詳しく解説します。

雨漏りが初めて起きたとき

最初の雨漏りは、家の構造に何らかの問題が発生しているサインともいえます。

放置すると雨水が家の内部に侵入し、壁材や床材が損傷を受けるだけでなく、湿気がカビの繁殖を引き起こしす原因となるでしょう。

初期段階での雨漏り診断は、問題の範囲や原因を特定し、今後再発しないように、迅速に処置を行います。

また、早めに診断しておくことで、長期的な修繕コストを削減することも可能です。

悪天候のシーズン前

雨漏り診断は、雨漏りが初めて起きた時に行う以外に、悪天候のシーズン前に診断しておくのがおすすめです。

梅雨や台風などの激しい雨が続く季節を迎える前に、あらかじめ家の状態を確認することで、雨漏りによる被害を未然に防げます。

悪天候のシーズンに突入してから雨漏りが発生すると、業者に修理依頼が殺到する恐れがあり、すぐに対応できないケースが考えられます。

雨水の侵入が長引き、家の内部に深刻なダメージを与えるリスクが高まってしまうため、悪天候のシーズン前に一度診断してみると良いでしょう。

雨漏り診断の方法

雨漏り診断は自分たちでもできると思ってしまいがちですが、実際はプロの方が細かな部分をチェックする必要があります。

本項では、雨漏り診断の方法を6つご紹介します。

  • 目視
  • 散水調査
  • 発光液
  • 電気抵抗調査
  • ガスによる調査
  • 赤外線調査

目視

目視は、雨漏りの原因を特定するための第一歩です。外部や内部における異常を直接観察することで、問題箇所を絞り込むための有力な手がかりを見つけられます。

具体的には、屋根や外壁にひび割れや劣化がないか、瓦や金属板のずれ、破損がないかなどを確認します。

特に屋根材の変形や隙間は、雨水の侵入を許す原因となりやすいため、細部まで注意深く観察することが必要です。

散水調査

散水調査とは、実際に水を使用して雨漏りの発生条件を再現し、どのように雨水が建物に侵入しているかを確認する方法です。

具体的には、問題のあると思われる箇所にホースで水をかけ、どの部分から室内に水が入り込むのかを観察します。

雨漏りの原因を正確に特定できるのですが、時間と労力がかかる傾向があります。

雨漏りしている場所が雨水侵入箇所から遠い場合は、数日は待たなければいけないため、注意が必要です。

発光液

発光液とは、紫外線を照射すると発光する特殊な液体です。発光液を建物の外部から注入し、雨水の侵入状況を再現することが目的です。

液体が流れ込む先を室内側から紫外線ライトを使って観察することで、具体的な浸入経路を可視化し、どこから雨水が侵入しているのかを明確にできます。

この方法は、複数の侵入箇所が疑われる場合や、雨漏りが特定の条件下でしか起きない場合に特に効果的です。

電気抵抗調査

電気抵抗調査とは、建材の内部にある湿気の状態を電気抵抗値の変化として測定する手法です。

湿気のある部分は電気を通しやすく、乾燥している部分は電気を通しにくいという性質を利用する手法となり、建物を傷めることなく、比較的安く調査できます。

ただし、鉄骨造の建物は鉄を多く使用しており、構造体が電気を通してしまうため、電気抵抗調査はあまりおすすめできません。

ガスによる調査

ガスによる調査は、建物の外部にガスを注入し、室内側でそのガスの漏れを検知することで雨水の浸入箇所を特定する手法です。

使用するガスは無害であり、通常はトレーサーガスと呼ばれる、漏れを検知しやすい性質を持ったものです。

このガスを建物の外側、疑わしい部分に送り込むと、隙間がある場所からガスが漏れて室内に入ってきます。

室内では専用の検知器を用いてガスの存在を確認し、これによってどこに隙間や損傷があるのかを把握することが可能です。

赤外線調査

雨漏り診断における赤外線調査は、建物内部の異常を非破壊で特定するために利用される高度な方法です。

この手法では赤外線カメラを使用して、建材内部の温度変化を捉え、水分の存在を間接的に確認します。

雨水が建物内部に浸入すると、その部分の温度が水分の滞留により周囲より低くなる傾向があります。

この温度差を赤外線カメラで可視化することにより、浸水箇所や雨水の広がり具合を特定することが可能です。

雨漏り診断にかかる費用

雨漏り診断を自分で目視する分には費用はかかりませんが、目視だけで原因を追求するのは難しいです。

散水調査や電気抵抗調査など、目視以外の5つの調査方法で雨漏り診断を行う必要がありますが、これらは全て業者に依頼しなければなりません。

そこで気になる調査費用についてですが、一般的に以下の通りになります。

費用相場
散水調査5〜40万円
発光液5〜35万円
電気抵抗調査5〜10万円
ガスによる調査10〜40万円
赤外線調査3〜50万円

業者によって費用は異なりますので、詳しい費用については依頼を検討している業者から見積もりをもらいましょう。

雨漏り診断をするメリット

雨漏り診断をするメリットは、主に以下の通りです。

  • 雨漏りの原因となる雨水の浸入箇所が明確にできる
  • 建物の構造問わずに正確な診断ができる
  • 比較的低コストで対応してもらえる

詳しく解説します。

雨漏りの原因となる雨水の浸入箇所が明確にできる

雨漏り診断を行うメリットの1つは、雨漏りの原因となる雨水の浸入箇所を明確にできることです。

雨漏りの問題は、単に水が室内に入ってくる現象として見えるだけでなく、その原因がどこにあるのかを正確に把握しないと、修繕が不十分になり再発する可能性があります。

例えば、表面に見える水のシミや濡れた箇所が必ずしも雨水の侵入口と一致しているとは限らず、外壁や屋根の構造内を通って水が移動することも考えられます。

このように、適切な診断を経て雨水の侵入経路が分かれば、必要な部分だけに対してピンポイントで補修を行うことが可能です。

建物の構造問わずに正確な診断ができる

木造住宅や鉄骨構造の建物、さらにはRC造(鉄筋コンクリート造)など、それぞれの構造によって雨水が侵入する経路や影響を受ける部分が異なります。

雨漏り診断の専門家は、各構造に特有の特性を理解し、それに基づいた適切な調査方法を選択してくれます。

これらを踏まえた上で、散水調査やガス、電気抵抗を用いた方法など、多様なアプローチを駆使し、どのような構造の建物でも雨漏りの原因を的確に見極めることが可能です。

比較的低コストで対応してもらえる

雨漏りが発生すると、放置することでさらなる損害が拡大し、修繕にかかる費用が高くなる可能性があります。

早期に診断を受けることで、問題の特定が迅速に行われ、結果的に経済的な負担を軽減できるのです。

診断にかかる費用は、雨漏りの調査方法や建物の状態によって異なりますが、多くの場合、雨漏り診断は他の修繕作業に比べて比較的安価で済む傾向があります。

特に優良な専門業者は、適切な診断手法を用いて効率的に問題を特定するため、必要以上の工事や不必要な材料を使用することがなく、コストを抑えることが可能です。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、再発率を3%以下に維持した工事を行っています。

雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。

雨漏り診断の業者選びのポイント

雨漏り診断を行う際の業者選びは、費用も重要ですが、それ以外にも下記3つのことを意識するようにしましょう。

  • 口コミや評判を確認する
  • 調査記録を丁寧にしてくれる
  • アフターフォローがしっかりとしている

詳しく解説します。

口コミや評判を確認する

雨漏りの診断は専門的な知識と技術が必要とされるため、選択する業者の実績や過去の評価を見る必要があります。

良好な口コミや高い評価を得ている業者は、多くの場合、質の高いサービスを提供しており、顧客満足度も高いことが一般的です。

反対に、ネガティブな口コミが多い業者は、信頼性に欠ける可能性があるため、十分に注意する必要があります。

口コミを確認する際には、ただ数値的な評価だけに注目するのではなく、具体的なコメントや詳細なレビューも重視することが重要です。

どのようなサービスが提供されたのか、業者の対応はどうだったのか、問題解決の迅速さや結果についての評価など、実際の顧客の体験は業者の実力を知る手助けとなるでしょう。

調査記録を丁寧にしてくれる

調査記録とは、診断の過程や結果を文書化したものであり、これがきちんとしたものであるかどうかは、業者の信頼性や専門性を示す指標となります。

雨漏り診断は、見えない部分での調査が求められるため、詳細な調査記録が必要不可欠です。

業者がどのように調査を行ったのか、どの箇所に問題があったのか、そしてそれに対する提案がどうであったのかが明確になっていれば、理解しやすく、安心して修理を任せられます。

アフターフォローがしっかりとしている

雨漏りの問題は一時的なものでないことが多く、修理後も再発のリスクが存在します。

適切なアフターフォローを提供する業者は、顧客が安心して生活できるよう、定期的な点検やフォローアップを行ってくれる可能性が高いです。

このような業者に依頼することで、万が一問題が再発した場合にも迅速に対応してもらえるため、長期的な安心感を得ることができるでしょう。

雨漏り診断のご相談はけんおうリノベーションまで

雨漏り診断を行うタイミングは、初めて雨漏りが起きた際と悪天候シーズン前の2パターンに別れますが、早く手を打っておくことに越したことはありません。

建物の構造や仕様などを踏まえた上で、その家に合った調査方法を用いて適切な対処を提供してくれます。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。

雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。