雨漏りするとシロアリが発生する理由とは?シロアリが発生している6つのサインについても解説!
雨漏りが発生し、その湿った環境がシロアリの温床になっていませんか? 家の耐久性に直接関わるこの問題は、見過ごせない重大な問題です。
本記事では、なぜ雨漏りがシロアリの発生につながるのかを詳細に解説します。また、シロアリが発生している可能性がある6つのサインもご紹介。
この情報を手に入れれば、早期発見と適切な対処が可能となり、あなたの大切な家をシロアリの被害から守る手助けになるでしょう。
雨漏りするとシロアリが発生する理由とは
シロアリの発生には、湿った環境が不可欠です。特に、雨漏りによって木材が濡れ続けると、その湿気を好むシロアリにとって理想的な繁殖地となります。
実は、シロアリが発生する場合の多くが、雨漏りが原因となっています。つまり、雨漏りを放置することは、シロアリを自宅に招き入れることに等しいのです。また、キッチンや浴室などの水漏れも、シロアリの発生に影響を与えます。
雨漏りや水漏れを防ぎ、木材を乾燥させることで、シロアリの発生リスクを大幅に減らすことが可能になります。
雨漏りによるシロアリ4つの被害とは
雨漏りによるシロアリ4つの被害について解説していきます。
外壁材が剥がれる
雨漏りは、建物の外壁にも甚大な被害をもたらします。
外壁材が雨水にさらされ続けると、水分の侵入により材質が劣化し、最終的には剥がれ落ちる事態に至ることもあります。外壁の劣化は見た目の悪化だけでなく、家全体の防水性や断熱性にも悪影響を及ぼします。
耐震性が低下する
シロアリの被害は、建物の耐震性にも影響を及ぼします。
特に雨漏りが原因で湿気が蓄積されると、シロアリが木材を食害しやすくなり、建物の構造的な強度が低下する恐れがあります。このような強度の低下は、地震などの自然災害時に建物の倒壊リスクを高めるため、非常に危険です。
資産価値が低下する
雨漏りによるシロアリ被害は、家の資産価値にも大きな影響を与えます。
シロアリによって内部構造が損傷すると、その修復には時間と費用がかかるため、家の市場価値が低下します。特に、家の販売や賃貸を考えている場合、雨漏りによる被害は購入者や入居者にとって大きなマイナスポイントとなり得ます。
多額の修理費用がかかる
雨漏りに起因するシロアリ被害の修復には、しばしば多額の費用が必要となります。
シロアリが被害を与えた構造部分を修理するには、広範囲の調査と専門的な処置が必要で、これには高い技術と費用がかかります。また、被害が進行すると、修理範囲が広がり、その分費用も増加します。
雨漏りでシロアリが発生している6つのサイン
雨漏りでシロアリが発生している6つのサインをお伝えします。
急に水道代が上がった
水道代が突然高くなった場合、これは床下の排水管からの水漏れによるものかもしれません。
シロアリの活動は、時に排水管を損傷させることがあり、これが水道代の増加につながるのです。高まった水道代は、床下を含む家全体の状態を確認するきっかけとなるべきで、特にシロアリの存在が疑われる場合は、速やかに専門家による診断が求められます。
蟻道がある
家の周辺や基礎部分で蟻道を発見したら、これはシロアリの被害の可能性を強く示しています。
蟻道は、シロアリが移動や保護のために作る土や木屑のトンネルです。これらのトンネルが見られるということは、シロアリがすでにその場所で活動している証拠です。蟻道が見つかった場合は、迅速な対策が必要になります。
柱や壁から空洞音がする
壁や柱を軽く叩いた際に空洞のような音がする場合、これはシロアリの食害によるものかもしれません。
雨漏りによる湿った環境はシロアリを引き寄せ、彼らが木材内部を食い荒らすことで空洞が生じます。このような空洞音は、シロアリの存在を疑う大きな理由となります。
自宅周辺に羽アリがいる
家の周囲で羽アリを目にすることが多い場合、これはシロアリの巣が近くにあることを示している可能性があります。
羽アリはシロアリの成虫で、新たな巣を作るために飛び立つことがあります。これらを頻繁に見かける場合は、シロアリの巣が自宅の近くにあることを意味しているので注意が必要です。
床にフンが落ちている
床の上に小さな粒状のフンが見られたら、これはシロアリの活動が原因かもしれません。
これらのフンは、床下や壁の裏側などにも見られ、家の定期的なチェックで早期に発見することが重要です。
日常生活で違和感がある
日々の生活で、ドアや襖、雨戸の開閉がスムーズでなくなったり、床が頼りなく感じられるようになったら、これはシロアリの兆候の可能性があります。
特に、床が歩く際にへこんだりする感覚は、シロアリによって床下の木材が損なわれている証拠です。これらの変化に気づいたら、シロアリの専門家に相談することをおすすめします。
雨漏り修理とシロアリ駆除の費用相場はいくら?
シロアリ駆除の場合、一般的には1坪あたり6,000円から8,000円程度が相場です。例えば、30坪の家を対象にすると、その費用は180,000円から240,000円程度になることが多いです。
しかし、これには屋根や家の内部のリフォームが含まれていません。これらの追加作業が必要になると、費用は大幅に上昇します。
実際、雨漏りの修理や屋根、建物のリフォームを合わせると、費用はおよそ100万円から300万円に達することも珍しくありません。そのため、計画を立てる際には、これらの可能性も含めて予算を検討する必要があります。
雨漏りとシロアリを予防する5つの方法
雨漏りとシロアリを予防する5つの方法について解説していきます。
定期的に雨漏りの点検をする
雨漏りの防止には、屋根や壁の定期的な点検が欠かせません。
特に、台風や大雨の後は要注意です。瓦のズレや亀裂、壁のひび割れを見逃さないようにしましょう。早期発見が重要です。点検は自分で行うこともできますが、定期的に専門家によるチェックを受けることで見落としを防げます。
雨漏りや水漏れは早く修理する
見つけた雨漏りや水漏れは、すぐに対処しましょう。
放置すると木材が腐り、シロアリの好む湿った環境が生まれます。小さな漏れも、時間が経つと大きな被害につながりかねません。早期の修理は、コストの節約にもつながります。
定期的に床下の点検をする
家の床下はシロアリが好む場所の一つです。床下の湿度や木材の状態を定期的にチェックしましょう。
湿度が高いとシロアリが発生しやすくなります。特に雨漏りが疑われる場合、床下の点検は欠かせません。必要に応じて、専門家による点検を受けることも大切です。
こまめに換気する
家の中の湿度を適切に保つためには、こまめな換気が重要です。
湿気はシロアリやカビの原因となります。特に浴室やキッチンなどの水回りは、定期的な換気を心掛けましょう。窓を開ける、換気扇を使うなど、簡単な方法で実行できます。
家回りに木材や段ボールを置かない
家の周囲に木材や段ボールなどを放置すると、シロアリが集まる原因になります。
特に湿った木材はシロアリの好物です。ゴミや不要な物はきちんと処分し、シロアリが寄り付きにくい環境を作りましょう。定期的な清掃も大切です。
まとめ【雨漏り修理でシロアリは対策できる】
今回の記事では、雨漏りするとシロアリが発生する理由について解説してきました。
雨漏りがシロアリの発生にどうつながるのか、そしてそのサインについて理解していただけたでしょうか? ここで重要なのは、雨漏りを放置せずにしっかり修理することです。そうすることで、シロアリのリスクも減少します。
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