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外壁防水工事の重要性とは?工事内容や費用相場なども解説

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外壁防水工事の重要性とは?工事内容や費用相場なども解説

外壁防水工事の重要性とは?工事内容や費用相場なども解説

雨漏りから守るためには、外壁の状態も万全でなければなりません。

見た目には問題がなくても、外壁の劣化や小さな隙間から雨水が侵入し、気づかないうちに建物内部へダメージを与えることがあるため、注意が必要です。

そこで本記事では、外壁防水工事の重要性を踏まえ、工事内容や費用相場などを詳しく解説します。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。

雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。

外壁の防水工事とは

外壁の防水工事とは、建物の外壁に特殊な防水加工を施し、雨水や湿気が内部に侵入するのを防ぐための工事です。

この作業は、建物の耐久性を保ち、内部構造や居住空間を守るために欠かせません。ここからは、下記2つについて深掘りしていきます。

・外壁の防水工事の重要性
・外壁の防水工事を行うタイミング

ぜひ参考にしてください。

外壁の防水工事の重要性

外壁の防水工事は、建物の安全性や耐久性を維持するために必要です。

外壁は、雨風や紫外線など自然環境の影響を直接受けるため、時間の経過とともに劣化が進みます。

その結果、外壁にひび割れや隙間が生じ、そこから雨水が浸入して内部構造に深刻なダメージを与える可能性があります。

雨水が建物内部に侵入すると、木材や金属部分が腐食したり、カビが発生して健康被害を引き起こしたりするリスクもあるでしょう。

こうした劣化は修繕費用を増大させる原因ともなり、最終的には建物の資産価値の低下にもつながります。

外壁の防水工事を行うタイミング

一般的には、外壁の防水性能は築年数とともに低下するため、定期的な点検を行い、適切なタイミングで工事を実施することが望まれます。

使用する塗料や工法などによって異なりますが、築10年程度経ったタイミングが目安です。

この時期を過ぎると、塗装やシーリング材が劣化し始め、ひび割れや剥がれといった外壁のトラブルが発生しやすくなります。

また、外壁に目立った劣化が見られる場合は、築年数に関わらず早めの対応が必要です。

外壁防水工事の種類

外壁防水工事の種類は、主に以下の通りです。

・防水塗装工事
・外壁に生じたヒビ割れのコーキング
・サイディングの張り替え

詳しく解説します。

防水塗装工事

防水塗装工事は、外壁の表面に防水性の高い塗料を塗布することで、雨水や湿気が内部に浸透するのを防ぐものです。

使用される塗料には、アクリル系やウレタン系、シリコン系、フッ素系などの種類があります。

外壁のひび割れや劣化が進む前に塗装を行うことで、雨水が内部に浸透するリスクを大幅に軽減できます。

外壁に生じたヒビ割れのコーキング

コーキングとは、外壁のひび割れや隙間に専用のシーリング材を充填し、防水性と気密性を確保する工事のことです。

経年劣化や地震などの揺れ、気温の変化による膨張や収縮などが原因でひび割れが生じますが、放置すると、雨水が侵入して内部構造を腐食させたり、断熱性能が低下したりする恐れがあります。

ウレタン系やシリコン系などのコーキング剤を活用すれば、ひび割れの広がりや外壁の動きにも対応できるため、長期間にわたって防水性能の維持が可能です。

サイディングの張り替え

サイディングとは、建物の外壁を覆うパネル状の素材のことです。

この工事では、まず既存のサイディング材を完全に取り外し、新しいサイディング材を取り付けます。

これにより、外壁そのものを新しい状態にするだけでなく、最新の防水技術や素材を使用することで、より高い防水性能を実現することが可能です。

一般的な外壁防水工事の費用相場

外壁防水工事の費用相場は、工事の種類や建物の規模、使用する材料、地域の物価などによって変動します。

一般的には、塗装による防水工事の場合、1平方メートルあたり3000円から5000円程度が目安となります。

たとえば、外壁の面積が100平方メートルの場合、総額で30万円から50万円程度がかかることになります。

シーリング工事による防水の場合、ひび割れや隙間の規模に応じて費用が異なりますが、一般的には1メートルあたり3,000円程度が目安です。

サイディングの張り替え工事の費用は、15,000円程度が相場とされます。

外壁防水工事を行うメリット

外壁防水工事を行うメリットは、主に以下の通りです。
・ヒビ割れ箇所からの雨漏りを防げる
・外壁材の劣化を防ぐ
・建物の腐食や耐久性低下などを進行させない

詳しく解説します。

ヒビ割れ箇所からの雨漏りを防げる

外壁防水工事を行う最大のメリットの1つは、外壁に生じたヒビ割れ箇所からの雨漏りを防ぐことができる点です。

建物の外壁は、常に風雨や紫外線、気温の変化といった過酷な環境にさらされています。その影響で、時間が経つとともに塗装面が劣化し、さらにひび割れが発生することがあります。

雨水が外壁のヒビから建物内部に浸入すると、壁内の構造材や断熱材が湿気を帯び、カビの発生や腐食を引き起こすことがあるでしょう。

外壁防水工事を行うことで、ヒビ割れを早期に補修し、雨水の侵入を完全に防ぐことが可能です。

外壁材の劣化を防ぐ

外壁は、日々雨風や紫外線、気温の変動といった過酷な条件にさらされています。これらが原因で、外壁材は時間とともに色あせやひび割れ、剥離などの劣化現象を引き起こします。

防水工事を行うことで、外壁材をこうした劣化の要因から保護することが可能です。たとえば、防水塗料を塗布することにより、外壁の表面が耐水性のある膜で覆われます。

さらに、シーリング工事を併用することで、外壁材の継ぎ目や窓枠周りといった雨水が侵入しやすい部分も効果的に保護できるでしょう。

建物の腐食や耐久性低下などを進行させない

外壁材は徐々に劣化し、ひび割れや剥がれ、塗膜の剥離が発生しますが、これらの劣化が進行すると、外壁の防水機能が損なわれ、雨水が内部に浸入しやすくなります。

外壁を構成する素材が水分を吸収すると、特に木材や鉄筋のような内部構造材は湿気により腐食し、建物全体の耐久性に深刻な影響を与える可能性があるでしょう。

外壁防水工事を行うことによって、防水塗装を施せたり、外壁材を水分から保護したりなどが可能です。

外壁防水工事を行うデメリット

一方、外壁防水工事を行うデメリットは、主に以下の通りです。

・耐用年数が比較的短い
・大きなヒビ割れへの対応が難しい

詳しく解説します。

耐用年数が比較的短い

外壁防水工事は、施工後の耐用年数が比較的短いのがデメリットです。

防水塗装を行った場合、確かに外壁を保護する効果は期待できますが、その効果が持続する期間には限界があります。

特に防水塗料やシーリング材の多くは、紫外線や風雨、温度差などの外的要因にさらされるため、時間とともに劣化し、再度のメンテナンスが必要になります。

大きなヒビ割れへの対応が難しい

大きなヒビ割れへの対応が難しいのも、外壁防水工事を行うデメリットです。

防水工事が効果を発揮するためには、まず外壁がある程度健全な状態であることが前提です。

小さなひび割れや微細な隙間であれば、防水塗料やシーリング材で十分に対応できますが、広範囲にわたる大きなヒビ割れの場合、そのまま防水処理を施しても完全に水の侵入を防ぐことは難しくなります。

さらに、大きなヒビ割れに対しては、塗装だけでは十分に効果が得られないことが多いです。

場合によっては、ひび割れ部分を専用の補修材で埋めてから、防水処理を施さなければならないこともあるでしょう。

外壁の防水性を上げるために定期的なメンテナンスをしよう

外壁の防水工事は、ひび割れからできた隙間から雨漏れしないために必要です。

外壁防水は建物の美観性や寿命を延ばせるため、雨漏り対策はもちろん、家の劣化を防ぐためにも対策を行いましょう。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。

雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。

お問い合わせ – 雨漏り調査・修繕 けんおうリノベーション