雨漏りしたらリフォームするべき？原因や費用相場などを徹底解説
雨漏りが発生すると、そのまま放置していいのか、あるいは思い切ってリフォームすべきか悩む家庭も多いのではないでしょうか。
小さな雨漏りでも、家の構造や住環境に大きな影響を与える可能性があります。特に見えない部分での腐食やカビの発生は、健康や資産価値にも関わる重要な問題です。
そこで本記事では、雨漏りしたらリフォームするべきかどうかを踏まえ、原因や費用相場などを解説します。
弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。
雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。
雨漏りしたらリフォームするべき？
雨漏りが発生した場合、リフォームを行うべきかどうかは、被害の規模や原因に応じて判断することが重要です。
小さな漏水が発生した場合、単なる修理で対処可能なケースもありますが、根本的な原因や被害の広がりによっては、リフォームを検討する必要がある場合もあります。
まず、リフォームを行うべき場合は、雨漏りが複数回発生し、修理だけでは解決しない場合です。
繰り返し雨漏りが起こるということは、屋根や外壁、配管など、構造的な問題が深刻である可能性があります。
特に長期間放置された雨漏りが原因で、木材や壁材が腐食していたり、カビや湿気が発生している場合、部分的な修理では根本的な問題を解決できません。
一方で、リフォームをしなくてもいいケースは、雨漏りが一時的なもので、原因が特定されている場合です。
屋根瓦の破損や、サッシの隙間など、局所的な原因による漏水であれば、部分的な修理やコーキング処理で対応できることが多いです。
そもそも雨漏りが起きてしまう原因とは
そもそも雨漏りが起きてしまう原因は、以下３つの部分が破損、劣化している場合です。
・屋根の破損・経年劣化
・外壁の破損・経年劣化
・サッシ周りの破損・経年劣化
詳しく解説します。
屋根の破損・経年劣化
屋根は建物の中でも最も外的な影響を受けやすい部分であり、長期間の使用によって劣化が進行します。
屋根の破損は、強風や大雨、雪などの気象条件が直接的な原因となることが多いです。たとえば、風による瓦のズレや、強風によって屋根材にひび割れが入ることがあります。
これにより、雨水が屋根の隙間に浸入し、室内に漏れ出すことがあります。また、屋根材が老朽化することで、隙間や亀裂が生じ、雨漏りが発生しやすくなるのです。
外壁の破損・経年劣化
外壁は建物を外部環境から守る役割を担っており、風雨や紫外線にさらされるため、時間の経過とともに機能が低下することがあります。
外壁の破損は、物理的な衝撃や気象条件により引き起こされることが多いです。
たとえば、強風や落ちた枝、あるいは建物の周囲での工事による振動などが原因で外壁にひび割れや破損が生じることがあります。
こうした破損部位は、雨水が侵入する隙間となり、外壁内部に水が浸透してしまいます。
特にひび割れが深刻になると、内部構造まで水が到達することがあり、雨漏りの原因となるのです。
サッシ周りの破損・経年劣化
サッシは窓枠やドア枠などの開口部を構成する部分で、外部と内部を区切る役割を担っているものです。
この部分に何らかの破損や劣化が発生すると、雨水が内部に侵入するリスクが高まります。
まず、サッシ周りの破損は、物理的な衝撃や温度変化による膨張・収縮などで発生することがあります。
例えば、窓を開閉する際にサッシが曲がったり、外的な衝撃でひび割れたりすることがあっるといった感じです。
こうした破損部位から、雨水が侵入することになり、特に大雨や強風の際には内部まで水が入り込む原因になります。
さらに、サッシの周囲に使用されているコーキング材が劣化すると、その隙間からも水が浸透することがあるでしょう。
雨漏り修理に伴いリフォーム費用の相場
雨漏り修理に伴いリフォーム費用の相場は、箇所によって異なります。
・屋根
・天井
・外壁
・窓枠
・ベランダ
詳しく解説します。
屋根
屋根からの雨漏りは、屋根の素材や破損規模などによって異なります。軽度の規模であれば、10〜30万円が一般的で、中規模であれば30〜70万円が相場です。
屋根全体の劣化が進行している場合や、雨漏りが広範囲にわたる場合、部分的な修理では対応できないことがあります。
こうした場合には、屋根全体のリフォームが必要になり、その費用は高額になる可能性があります。
例えば、瓦屋根の交換や、スレート屋根の葺き替えなど、全面的な作業が求められると、100万円を超えることもあるでしょう。
天井
天井の雨漏りの場合、一般的に10〜20万円はみておく必要があります。
天井に現れる雨漏りの症状としては、シミや変色、膨れやひび割れなどが一般的です。
これらの症状が軽度であれば、修理費用は比較的抑えられますが、ひどく広範囲にわたる場合や構造的な損傷が生じている場合は、修理費用が高額になることがあるため、注意が必要です。
外壁
外壁のひび割れや小さな損傷が原因の場合であれば、比較的簡単な修理で済み、修理費用は10〜30万円が目安です。
しかし、外壁の破損や大きなひび割れ、または外壁材自体が劣化している場合、より本格的な修理が必要です。
外壁の全面的な補修や塗り替え、または外壁材の交換が必要になることがあり、100万円以上かかることもあります。
窓枠
窓枠周辺に小さなひび割れや隙間が見られる場合、比較的簡単な修理で済むことがあります。
このような場合には、コーキング剤を使って隙間を埋め、外部の雨水が侵入しないように処置を行う方法が一般的で、費用は2〜5万円みておけば大丈夫でしょう。
しかし、窓枠自体の劣化が進んでいる場合や、枠が腐食していたり、金属製の窓枠が錆びている場合には、より本格的な修理や交換が必要になります。
このような場合、まずは窓枠の交換や補強作業を行い、再発防止のために防水処理を施すことになり、30万円程度かかることもあります。
ベランダ
ベランダにおける雨漏りの原因は、コンクリートのひび割れ、排水口の詰まり、防水層の劣化、またはタイルの欠損などが主なものです。
比較的軽度な修理が必要な場合、5~15万円程度が一般的です。一方、ベランダの床面全体にわたる防水工事が必要な場合、費用は20万円から50万円程度に達することがあります。
雨漏り修理でリフォームを行う際の業者選びのポイント
雨漏り修理でリフォームを行う際、業者選びは主に以下の要素を意識しましょう。
・口コミや評判が良い業者を選ぶ
・見積書に工事内容が具体的に明記されている
・修理後のアフター保証が設けられている
詳しく解説します。
口コミや評判が良い業者を選ぶ
雨漏り修理でリフォームを行う際に業者を選ぶ際、口コミや評判が良い業者を選ぶことは重要です。
口コミや評判をチェックするためには、まずインターネット上のレビューサイトを活用することが一般的です。
Googleのレビューや専門的なリフォーム業者を評価するサイトでは、利用者の率直な意見が掲載されており、施工後の満足度や問題があった場合の対応についても知れます。
見積書に工事内容が具体的に明記されている
見積書は、施工の内容や費用、施工期間などを明示するだけでなく、後々のトラブルを避けるための重要な確認材料となります。
具体的な工事内容が記載されている見積書を受け取ることで、どの部分がどのように修理されるのか、使われる材料や作業方法などが詳細に理解できます。
これにより、業者が提案する作業内容が本当に必要な修理かどうかを判断できるようになり、無駄な費用を避けることが可能です。
修理後のアフター保証が設けられている
アフター保証とは、工事が完了した後に万が一問題が再発した場合に、業者が修理や対応を行うことを約束する制度です。
雨漏りの修理は、問題が一度だけでなく、再発する可能性もあります。
修理後に保証がついていることで、もし再び同じ場所から雨漏りが発生した場合でも追加費用が発生せず、無償で修理を行ってもらえます。
特に雨漏りは家屋に大きな影響を及ぼす可能性があり、長期間にわたって修理箇所が正常に機能するかを見守る必要があるでしょう。
そのため、アフター保証がついていることで、万が一の不具合に対して迅速に対応してもらえるため、住む人にとっての精神的な安心感が大きくなります。
雨漏り修理のご相談ならけんおうリノベーションへ
雨漏りが発生した際、リフォームするべきかどうかは、ケースによって異なります。
雨漏りが一時的なもので、原因がはっきりとしている場合は、リフォームせず雨漏り修理を行う必要があります。
弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。
雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。