雨漏りが原因？雨音がうるさい5つの原因や対応策を徹底解説
自宅で雨音がポタポタ聞こえてうるさいと感じる方は、雨漏りが起こっている可能性が考えられます。
雨音がうるさいと特に就寝する際、なかなか寝づけなくて不眠症を引き起こす要因にもなりかねません。
そこで本記事では、雨音がポタポタうるさい原因や改善策を中心に解説します。
弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。
雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。
雨音がポタポタうるさいのは雨漏りが原因？
雨音がポタポタうるさい場合、考えられる原因は下記2通りです。
・雨漏り
・雨漏り以外
雨が降っている時に室内でポタポタ音が響いている場合は、雨漏りが原因と考えられます。
特に屋根裏の断熱材が濡れていたり、水が流れていたりする跡があるとなれば、雨漏りが原因と判断できます。
一方、雨漏り以外の場合だと、結露や水漏れなどが原因だと考えられるでしょう。
雨音がうるさい原因とは
雨音がうるさい原因として考えられるのが、主に以下5つです。
・屋根材が破損・劣化している
・コーキング剤が劣化している
・雨樋の詰まりや破損が起きている
・金属屋根を採用している
・ベランダやテラスの屋根にポリカーボネートを採用している
まずは原因を追求した上で、改善策を考えることが重要ですので、ぜひ参考にしてください。
屋根材が破損・劣化している
雨音がうるさい原因の1つに、屋根材の破損や劣化が挙げられます。
屋根は外部からの騒音を防ぎ、雨水を遮断する役割を持っていますが、屋根材が破損・劣化した場合、防音効果や防水性が低下し、雨が直接屋根に当たる音が大きく響いてしまいます。
劣化が進んだ屋根材では、雨水が屋根内部に侵入する可能性も高まり、結果的に雨が断熱材や内部の構造にまで到達してしまします。
断熱材は本来、音を遮断する効果を持っていますが、そこに水が侵入すると、音を吸収する力が弱まり、雨音が響きやすくなるのです。
コーキング剤が劣化している
コーキング剤は、建物の外壁や屋根の隙間を埋めるために使用されており、雨水の侵入を防ぐとともに、防音効果も持っています。
コーキング剤が劣化すると、隙間が広がり、そこに雨水がたまりやすくなります。
雨水がたまることで、雨が勢いよく落ちる際の音が増幅され、通常よりも強い雨音が発生してしまうのです。
特に屋根や外壁の接合部分、窓枠周辺などは雨が当たりやすく、コーキング剤が劣化していると雨の衝撃が直接建物内部に伝わるため、その音がより大きく感じられることがあるでしょう。
雨樋の詰まりや破損が起きている
雨樋の詰まりや破損も、雨音がうるさい要因の1つです。
雨樋は屋根に降った雨水を効率よく排水するための重要な設備であり、建物を雨水の影響から守る役割を果たしています。
しかし、この雨樋に詰まりや破損が発生すると、雨水が適切に流れなくなります。
雨樋が詰まる主な原因は、落ち葉やゴミ、泥などが蓄積し、水の流れを妨げることです。
詰まりが発生すると、雨水は本来流れるべき雨樋の内部ではなく、屋根や外壁に直接落ちるようになります。
これにより、雨水が一箇所に集中して落下する音や、屋根や地面に跳ね返る音が増幅され、通常よりも強く響くことになるのです。
金属屋根を採用している
金属屋根は、軽量で耐久性が高く、メンテナンスが比較的容易なため、採用している自宅も多いです。
しかし、金属という素材の特性上、雨が直接当たることで発生する音が、他の屋根材に比べて反響しやすいというデメリットがあります。
金属屋根の表面は硬く、雨が当たるとその衝撃がそのまま音として伝わります。
特に大粒の雨や強い風を伴う雨の場合、雨粒が金属屋根に打ち付けられると、その打撃音が響きやすくなります。
この音が建物内部に伝わりやすく、室内で過ごしている際に雨音が大きく聞こえてくるのです。
ベランダやテラスの屋根にポリカーボネートを採用している
ポリカーボネートとは、耐衝撃性や耐久性などに優れているプラスチック素材です。
ベランダやテラスの屋根に設置している家も多くありますが、強度があることで、雨が当たったときに音を吸収しにくく、雨粒が当たる衝撃音がそのまま響いてしまいます。
特に大粒の雨や強い風を伴う雨が降ると、その打撃音が増幅され、通常の屋根材に比べて雨音が大きく聞こえることが多いです。
雨水が屋根全体に広がって当たることで、ポリカーボネートの表面全体で音が反響し、騒音として耳に届いてしまうでしょう。
雨音がポタポタうるさくて寝れない場合の対応策とは
雨音がポタポタうるさいとなかなか寝づけないことが多いため、早急に対策する必要があります。
主な対策方法は、以下の通りです。
・屋根裏に下地を入れる
・静音シートを貼る
・防音効果のある塗装に塗り替える
・ベランダの屋根素材を変更する
・専門業者に調査依頼を行う
詳しく解説します。
屋根裏に下地を入れる
雨音が「ポタポタ」と響き、特に夜中に寝られなくなるような場合は、屋根裏に下地を入れる対策方法があります。
屋根材の上に直接雨が当たると、その音がそのまま家の内部に響きやすくなります。
特に金属や薄い屋根材を使用している場合、雨の衝撃音が増幅され、ポタポタと断続的な音が耳に障ることがあるでしょう。
屋根裏に下地を入れることで、音が伝わる経路に物理的な遮蔽物を設け、音が直接室内に伝わるのを防ぎます。
下地には防音材や断熱材などを使用しますが、これらは音を拡散・吸収する役割を果たし、雨音が内部に響くのを大幅に軽減することが可能です。
静音シートを貼る
静音シートは、雨が屋根に当たる際に発生する衝撃音を吸収し、音の伝達を遮断するために設計された防音材です。
静音シートを屋根に貼ることで、雨音を吸収し、音の振動を和らげる効果が得られます。
また、音を遮るだけでなく、雨が当たる際の衝撃を和らげる役割も果たします。
シートはゴムやウレタンなどの弾力性のある素材でできており、屋根に当たる雨粒のエネルギーを分散させるため、屋根材に響く音自体が軽減できるでしょう。
防音効果のある塗装に塗り替える
屋根や外壁を防音効果のある塗装に塗り替えるのも、効果的な対策方法です。
防音効果のある塗装は、通常の塗料とは異なり、音を吸収する性質を持った特殊な成分が含まれています。
この塗装を屋根や外壁に施すことで、雨が当たった際に発生する衝撃音や振動が和らげられ、音が建物内に伝わるのを大幅に軽減することが可能です。
ベランダの屋根素材を変更する
一般的なポリカーボネートなどの硬い素材は、雨粒が直接当たるとその衝撃が大きな音として室内に響きやすく、夜間に不快な「ポタポタ」音を発生させる原因です。
これを改善するために、屋根材を音を抑える素材に変更する必要があります。
例えば、ポリカーボネートに代わる防音性のある素材として、複層ガラスや防音機能付きの樹脂板などが挙げられます。
これらの素材は、雨が当たった際に音の発生を抑える構造を持っており、衝撃音が軽減されるでしょう。
専門業者に調査依頼を行う
専門業者に調査依頼を行うことも重要です。
専門業者は、まず雨音の発生源を特定するために詳細な調査を行います。
具体的には、屋根の材質や設置状態、ベランダの構造、雨樋の状態、さらには屋根裏の状況など、さまざまな要因を総合的に評価します。
たとえば、金属屋根の場合、雨音が特に響くことが多いため、その特性に応じた防音対策が必要です。
また、屋根材の破損や劣化があれば、雨音が増す原因となるため、専門業者はこれらの問題も併せて確認し、必要な修繕や交換を提案してくれます。
問題の根本的な解決に向けて動いてくれるため、専門的な知見と経験を活かした効果的な対策を受けられるでしょう。
雨のポタポタうるさい音を修理するために必要な費用とは
実際に、雨のポタポタうるさい音を修理する場合、DIYではなく業者に依頼するのが一般的です。
気になる修理費用の相場ですが、修理内容によって異なります。一般的な相場は、以下の通りです。
| 費用相場 | |
| 屋根のコーキング | 約5万円〜20万円 |
| 屋根材の交換 | 約100万円〜200万円 |
| 雨樋修繕 | 約5万円〜30万円 |
| 雨漏り調査 | 約3万円〜50万円 |
詳しい費用については、別途業者に相談し、見積もりをもらうようにしましょう。
雨漏りが原因で雨音がうるさい場合はけんおうリノベーションにご相談を
雨漏りが原因で雨音がうるさい場合は、早急に対処する必要があります。
屋根裏に下地を入れたり、塗装を塗り替えたりなど、さまざまな対処法がありますが、まずは専門業者に調査を依頼することがおすすめです。
弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。
雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。