【場所別】雨漏り修理にかかる期間はどれくらい?修理業者を選ぶ3つのポイントも解説
雨漏りは放置しておくと被害が拡大する一方なので、一刻も早く修理したいところですよね。しかし、雨漏りの修理は被害にあっている箇所によって作業が変わってくるので、想定よりも修理期間が長くなることもあれば、逆に短くて済む場合もあります。
そこで今回は、雨漏り修理にかかる期間の目安と実際の作業工程、そして修理業者を選ぶポイントなどについてお伝えします。
雨漏り修理期間の目安
屋根の雨漏り
期間:1~3日(軽度)、1週間(中程度)2週間(重度)
作業:屋根の素材によって作業工程が変わりますが、原因箇所の屋根材(瓦やスレート)を剥がして交換、補修するだけではなく、下地も補修します。
天井の雨漏り
期間:3日~1週間
作業:天井の雨漏りは屋根を修理するとおさまることもありますが、外壁からの浸水が原因の場合は外壁の補修をします。
ベランダの雨漏り
期間:1~5日
作業:ベランダの防水性能が落ちてきているので、防水加工の補修をします。
外壁の雨漏り
期間: 3日~1週間(軽度)、2週間(中~重度)
作業:外壁からの雨漏りは、外壁補修によっておさまります。軽度の場合はコーキングの補修だけで済みますが、重度の場合は全面的な外壁塗装のやり直しになります。
窓枠・サッシの雨漏り
期間:1~3日
作業:窓枠・サッシからの雨漏りは原因がはっきりしているので、コーキングで補修します。
雨漏り修理の作業工程ごとにかかる期間
現場調査、作業内容決定
期間:1~2日
雨漏り調査には目視調査、散水調査、赤外線調査などがあります。
足場を組む
期間:戸建て1日
マンション・ビル(外壁2000平米まで)1~3日
作業が長期化する場合は足場を組むことが一般的です。短期であればロープアクセスなどの無足場工法で作業します。
修理を行う
期間:どこを修理するかによって期間は変わります。
屋根の修理にかかる期間
- 防水コーキング(1週間~10日前後)
- 瓦の修理(部分修理:半日、全体修理:5日~1週間)
- 屋根の塗装(2週間程度)
- 屋根材の張替・葺きなおし(1週間程度)
外壁の修理にかかる期間
- ひび割れ補修(1週間程度)
- 外壁塗装塗り替え(1週間~2週間)
- 外壁材の張替(2週間~4週間)
- サッシの水切りコーキング(3週間前後)
内装の修理にかかる期間
- クロス張替え(1日~1日半)
- 天井修理(部分修理:3日程度、全体修理:2週間程度)
その他の修理にかかる期間
- 出窓の修理工事(半日~14日)
- 物置の屋根修理工事(2日程度)
引用:「雨漏り修理にかかる時間と作業の流れ」
https://sq.jbr.co.jp/library/707
雨漏りの修理期間が延びることはある?
雨漏りシーズンに依頼した場合
雨漏りシーズンというのは、つまり台風シーズンのことで大雨や暴風雨に見舞われやすい時期を指します。実際にこのシーズンは雨漏り被害が多発するので業者への依頼が殺到し、予約が取りにくくなります。
雨が続いた場合
梅雨などで雨が続くような時期も雨漏り被害が起きやすいので、修理業者の手配が難しくなります。いつまでも修理ができないと、連日の雨漏りでストレスもたまってくるので、梅雨になる前に修理したいところです。
雨漏り修理は住みながらできる?
雨漏りの修理は家に住みながらでも対応可能です。雨漏りの侵入箇所は屋根か外壁になるので基本的には外からの工事となり、家の中に入って作業することはあまりありません。調査時に天井裏に入るようなこともありますが、居室で長時間作業することはないので生活に支障はないでしょう。
雨漏りの修理業者を選ぶ3つのポイント
見積書は細かく記載してあるか
雨漏り修理は修理箇所の関係上、依頼者(住人)が作業工程を見ることができません。しかし修理を依頼する側は、見積書の金額の内訳から「何にいくらかかっているのか」を知ることによって納得感を得ることができます。修理業者によっては、見積書の工事内容の欄が「一式」になっているところもありますが、納得感を持って依頼できるようにできるだけ詳細に修理内容が記載された見積もりを出してくれる業者を選びましょう。
修理後のアフターフォローがあるか
雨漏りは一度なおしても再発することがあります。同じ箇所から再び雨漏りすることもあれば、他の箇所から新たに雨漏りが発生することもあります。雨漏りの原因特定は難しく、完全に修理できていないこともあるので、修理後のアフターフォローがあると安心です。
HPに社長・スタッフが顔を出しているか
コーポレートサイトを持ち、社長やスタッフの顔や名前、動画を公開している業者は信用に値します。顔や名前を出すということは、自分たちの提供している技術やサービスに対する自信の表れです。
雨漏りはクレームも多い業界なのであまり自分たちの情報を出したがらないところも多いですが、自信のある会社はどのようなことがあってもきちんと受け止め、誠実な対応を取ります。
雨漏り修理における火災保険の申請は慎重に
雨漏りの原因が自然災害だとして火災保険の申請をすることはできますが、審査が厳しく因果関係の証明なども行わなければならないので、なかなかハードルが高いです。実際に雨漏りのほとんどは経年劣化によるものであり、特に屋根の防水の劣化、外壁のひび割れ、シーリングの劣化などが多く挙げられます。
保険申請をするとしたら、自然災害による被害発生から3年以内に申請する必要があります。時間が経つと「経年変化」として扱われる可能性が高いです。
また、保険申請をすると現地調査や火災保険の適用可否の判断に時間がかかり、決定までに数ヶ月から半年かかる場合もあります。もしこの間に雨漏りが再発したり進行したりしてしまえば、またしばらくの間雨漏りに悩まされることになり、さらに自然災害によるものか経年劣化によるものなのかの判断がしにくい状況になってしまいます。
申請を待った上に保険が適用されないという結果もあり得るので、申請するかどうかは慎重に判断しましょう。
まとめ
雨の多い日本においては、雨漏りは身近な問題です。それゆえ、巷には多くの雨漏り修理業者がありますが、業者ごとに技術やサービスにはばらつきがあるので、慎重に選ぶ必要があります。一刻も早く修理したいとの思いから安易に選ばずに、スタッフの知識や対応力、会社としての実績などを吟味し、信頼できる業者を選びましょう。
私たちけんおうリノベーションは、雨漏りの調査・修繕の高い技術力を持ったプロ集団であり、雨漏り被害のあるところへ全国対応で早急に駆けつけます。
雨漏りは原因の特定が難しく、中には1回の施工で雨漏りが直らないケースもあります。そのような雨漏りの特性を踏まえて、けんおうリノベーションでは雨漏り再発保証期間を工事完了日から最低1年設けさせていただいております。もし、保証期間内で再発した場合は無償で再調査や再修繕を実施させていただきます。
お見積もりやご相談はいつでも承っておりますので、雨漏りでお悩みの方はぜひお気軽にご連絡ください。
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