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雨漏り修理に使える防水テープの種類|選び方まで徹底解説

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雨漏り修理に使える防水テープの種類|選び方まで徹底解説

雨漏り修理に使える防水テープの種類|選び方まで徹底解説

雨漏りが発生すると、建物へダメージを与えてしまい、カビの繁殖や劣化が進行してしまうなどのデメリットが生じます。

そんな時、手軽に試せる解決策が防水テープを貼ることです。防水テープは、市販で売っており、応急処置として有効です。

本記事では、雨漏り修理に使える防水テープの役割や種類、選び方などを解説します。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。

雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。

雨漏り修理に使える防水テープとは

雨漏り修理に使用できる防水テープは、雨水の侵入を防ぐために設計されています。

主にゴムや樹脂を基材とし、耐水性や耐候性に優れた特性を持っており、片面または両面に強力な粘着剤が塗布されており、さまざまな素材や表面にしっかりと密着することが特徴です。

そのため、屋外で使用されることが多く、金属、コンクリート、木材、プラスチックといった多様な素材に適用できます。

雨漏りが発生した箇所に直接貼り付けることで、即座に漏れを止めることができ、被害の拡大を止めることが主な目的です。

雨漏り修理に使える防水テープの種類

雨漏り修理に使える防水テープの種類は、主に以下の通りです。

・片面防水テープ
・両面防水テープ
・防水ブチルテープ
・防水アルミテープ

詳しく解説します。

片面防水テープ

片面防水テープは、片面にのみ粘着層が施されており、非粘着面は補強材や保護フィルムなどで覆われています。

その設計により、片面防水テープは特定の表面にしっかりと貼り付ける一方で、作業中に手や周囲の不要な部分に粘着しないため扱いやすいのが特徴です。

主な用途は、屋根のひび割れやサッシ周辺、外壁の小さな隙間などの修理箇所に貼り付けて雨水の侵入を防ぐことです。

耐水性と柔軟性を備えた素材が使用されているため、凹凸のある表面にも密着しやすく、雨漏り箇所にしっかりと固定できます。

また、粘着力が強力で耐候性に優れているため、屋外の過酷な環境下でも剥がれにくい点がメリットです。

両面防水テープ

両面防水テープは、両面に粘着剤が塗布されており、二つの異なる面を接着することを目的としています。

そのため、片面防水テープと比較してより強固な固定力を発揮し、防水性能を長期間にわたって維持できる点が特徴です。

主に建物の部材同士を接合しながら防水効果を確保したい場合に使用されます。

例えば、屋根材の接合部分や壁材の重なり部分、窓枠の取り付け箇所などで役立ちます。

このテープを使用すれば、部材間の隙間を埋めるだけでなく、雨水の侵入を完全に防ぐ密閉状態を作り出すことが可能です。

防水ブチルテープ

防水ブチルテープは、主成分であるブチルゴムによる優れた粘着力と伸縮性が特徴です。

さまざまな場所での雨漏り修理に対応でき、特に凹凸や歪みのある面でも確実に密着するため、施工時の柔軟性が高い傾向があります。

特に屋根や外壁のひび割れ、窓枠やサッシ周辺の隙間、配管の接合部など、雨水が侵入しやすい箇所に最適です。

ブチルゴムの特性により、水を完全に遮断する効果が長期間持続し、厳しい気象条件にも耐えられるよう設計されています。

防水アルミテープ

防水アルミテープは、アルミ箔を基材に使用しており、その表面に特殊な粘着剤が塗布されています。

アルミ箔の特性により、防水性だけでなく遮熱性や耐紫外線性にも優れているため、屋外での過酷な環境下でも効果を発揮できるのが特徴です。

主な用途としては、屋根材や外壁の継ぎ目、雨樋の補修、さらには配管やダクトの接合部の修理などが挙げられます。

特に金属製の屋根や壁材との相性が良く、アルミ箔の特性が金属の腐食を抑える効果を持つため、雨漏りの再発リスクを軽減します。

また、アルミ箔は光や熱を反射する性質を持っているため、直射日光を受ける箇所でも素材の劣化を最小限に抑えられるでしょう。

雨漏り修理に使う防水テープの選び方

雨漏り修理に使う防水テープの選び方は、主に以下の通りです。

・防水性能が高い
・耐熱性が高い
・使用環境に適したものを選ぶ

詳しく解説します。

防水性能が高い

雨漏りを完全に防ぐためには、テープそのものが雨水や湿気を確実に遮断できる性能を備えている必要があります。

この性能を確認する際には、製品が耐水性を確保するためにどのような素材や技術を使用しているかをチェックすることが重要です。

例えば、防水ブチルテープは高い粘着性と伸縮性を持ち、凹凸のある面にも密着するため、施工後に隙間ができるリスクを大幅に軽減します。

一方、防水アルミテープはアルミ箔による耐水性と耐候性が特徴で、特に金属製の屋根や外壁材と相性が良いです。

これらのテープは、防水層を形成するための強力なバリアとして機能し、雨水の侵入を防ぐことに優れています。

耐熱性が高い

耐熱性が高い防水テープを選ぶのも1つの手段です。

特に屋外や屋根部分で使用する場合、テープは直射日光や温度変化の影響を受けやすいため、高温に耐える性能が求められます。

耐熱性のある防水テープは、夏場の強い日差しによる表面温度の上昇や、熱膨張による素材の変形に対しても性能を維持するため、長期間にわたり安定した防水効果を発揮するでしょう。

使用環境に適したものを選ぶ

雨漏り修理に使う防水テープを選ぶ際には、使用する環境に適した製品を選ぶことが重要です。

適切な防水テープを選ばないと、施工後の効果が十分に発揮されず、雨漏りが再発する可能性が高まります。

環境に適した製品を選ぶためには、施工場所や気象条件、テープが貼られる材質の特性を十分に理解する必要があります。

例えば、屋外で使用する場合には、耐候性や耐紫外線性を持つ防水テープを選ぶことが大切です。

選定時に製品の仕様書を確認し、使用環境に適した性能が明記されているかを確認しましょう。

雨漏りの範囲が広い場合は防水シートが適切

雨漏りの範囲が広い場合には、防水シートを使用するのがおすすめです。理由は、防水シートが広範囲にわたる面積を効果的にカバーできるためです。

防水テープやその他の局所的な修理方法では、広い範囲の雨漏りを一度に止めることが難しく、細かい部分にのみ効果を発揮する場合が多い傾向があります。

しかし、防水シートはその広い面積を一括で覆うことができ、雨漏りの原因となっている部分全体をしっかりと防水することが可能です。

雨漏りが起きた際は防水テープで応急処置しよう

雨漏りが起きた際は、被害を拡大させないためにも防水テープで応急処置することが大切です。

放置しておくと、家の劣化が進行してしまい、カビやシロアリの繁殖被害を受けるリスクがあるでしょう。

雨漏り部分の環境をチェックし、防水性能が高いテープを選択し、被害を拡大させないようにしてください。

応急処置ができたら、本格的な修理も検討する必要があります。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。

雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。

お問い合わせ – 雨漏り調査・修繕 けんおうリノベーション