雨樋のつまりを直すための清掃にかかる料金｜安くする方法や放置する危険性も解説
雨樋のつまりは、放置すると雨漏りや建物の劣化を引き起こす原因になります。
しかし、いざ修理を依頼しようと思っても、「どのくらいの料金がかかるのだろう？」と不安に思う方も多いでしょう。
本記事では、雨樋のつまりの解消にかかる費用の相場や安くする方法、放置する危険性も解説します。
弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。
雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。
雨樋のつまりを直すための清掃にかかる料金
雨樋のつまりを解消するための清掃料金は、作業内容や建物の規模、また地域ごとの相場によって異なります。
一般的には、プロの業者に依頼する場合、料金の目安はおおよそ5,000円から30,000円程度です。
雨樋のつまりを直す場合の費用は、作業の難易度や必要な機材、そして業者の対応範囲によります。
たとえば、高所作業が必要になる場合、安全対策のための機材や作業員の人件費が加算されるため、料金は高くなる傾向があります。
詳しい費用相場は、業者から見積もりをとりましょう。
雨樋のつまりを直すための清掃にかかる料金を安くする方法
雨樋のつまりを直すために、業者へ修理依頼をする場合、料金を安くするコツは主に以下の通りです。
・日頃から掃除をしておく
・落ち葉よけを設置する
・地域に特化した雨樋の専門業者に依頼する
詳しく解説します。
日頃から掃除をしておく
雨樋のつまりを直すために、業者へ修理依頼をする場合、日頃から掃除をしておくのがおすすめです。
雨樋が詰まる主な原因は、落ち葉や泥、鳥の巣などが溜まることで排水が妨げられることにあります。
これらを日常的に取り除くことで、プロの業者に依頼する頻度を減らし、大きな費用の発生を抑えることが可能です。
特に秋や冬にかけては特に注意が必要で、落ち葉が多くなる季節に雨樋を定期的に点検し、目視でゴミが溜まっていないかを確認することが大切です。
簡単な掃除であれば、脚立や長い柄のブラシを使って自分で行うこともできます。
落ち葉よけを設置する
雨樋のつまりを防ぎ、清掃にかかる料金を安く抑える方法の1つに、落ち葉よけを設置することがあります。
これは、雨樋の上部を覆うように取り付けるネットやカバーのことで、雨水は通しながらも落ち葉や大きなゴミが雨樋の内部に入り込むのを防ぐことが目的です。
落ち葉やゴミが直接雨樋に詰まることがなくなるため、業者に清掃を依頼する必要が少なくなり、その分コスト削減につながります。
つまり、導入すれば、雨樋の内部にゴミが蓄積される頻度を減らし、清掃の手間や費用を抑えることができるでしょう。
地域に特化した雨樋の専門業者に依頼する
地域密着型の業者は、その地域の気候や建物の構造に詳しいだけでなく、移動距離が短いため、交通費や出張費といった追加料金が発生しにくいというメリットがあります。
また、ハウスメーカーや工務店は自社で施工することなく、下請け業者に発注します。そのため、中間マージンがとられてしまうのです。
地域密着型の業者に依頼すれば、中間マージンをとられることなく、費用を安く抑えて修理を行えます。
雨樋のつまりを放置する危険性とは
雨樋のつまりを放置すると、以下のようなリスクが伴います。
・シロアリが繁殖する
・雨樋が破損する
・外壁のひび割れや塗膜の剥がれが起こる
詳しく解説します。
シロアリが繁殖する
雨樋が詰まると、雨水が正常に排水されなくなり、溢れた水が屋根や外壁、さらには建物の基礎部分にまで浸透することがあります。
この状態が続くと、建材が湿気を帯びて劣化し、シロアリにとって理想的な環境を生み出してしまうのです。
シロアリは湿気の多い木材を好む性質があり、雨樋から溢れた水が木材に吸収されることで、繁殖の温床となります。
特に木造建築では、基礎部分や壁材が長期間にわたって湿気を帯びた状態になると、シロアリの侵入と被害が急速に進行する可能性があります。
雨樋が破損する
詰まった雨樋は、溢れた雨水の重量を支えることになります。
特に長時間にわたり大量の水が溜まる状態が続くと、雨樋の固定金具や支えが劣化し、最終的に雨樋が歪んだり外れたりすることがあります。
こうした損傷が進むと、雨樋全体の機能が損なわれ、修理が必要となるだけでなく、場合によっては雨樋全体の交換が必要になることもあるでしょう。
外壁のひび割れや塗膜の剥がれが起こる
雨樋のつまりを放置すると、雨水が適切に排水されなくなるため、建物の外壁に悪影響を及ぼす恐れがあります。
その悪影響とは、ひび割れや剥がれなどです。特にモルタルやコンクリートを使用した外壁では、水分の浸透が進むと乾燥時に収縮が起こり、ひび割れが発生しやすくなります。
このひび割れ部分からさらに雨水が侵入することで、内部の建材まで湿気を帯びてしまい、建物の強度に悪影響を与える可能性があります。
さらに、塗膜は外壁材を紫外線や湿気から守る役割を担っていますが、雨水による侵食や湿気の影響で劣化すると、その機能が低下してしまうのも注意が必要です。
雨樋のつまりで業者に修理依頼した方が良いケース
雨樋のつまりが起きた場合、自分で直せる場合もありますが、以下のようなケースは業者に依頼するのがおすすめです。
・掃除しても詰まりが直らないとき
・2階以上の雨樋が詰まっているとき
・雨樋が破損しているとき
詳しく解説します。
掃除しても詰まりが直らないとき
雨樋のつまりが発生した際に自分で掃除を試みても改善されない場合は、専門業者に修理を依頼することを検討すべきです。
特に注意が必要なのは、雨樋内部に詰まっているゴミや異物が奥深くに入り込んでいる場合です。
このような状況では、一般的な清掃では取り除けないことが多く、専用の工具や技術が求められます。
例えば、雨樋の縦樋部分に詰まりが発生している場合、長いポールやホースでは届かないこともあり、専門的な高圧洗浄機や専用の取り出し工具が必要になります。
このようなケースでは、表面的な掃除では問題を解決できず、雨樋の一部を取り外して修理する必要となるでしょう。
2階以上の雨樋が詰まっているとき
2階以上の高所に設置されている雨樋が詰まっている場合は、専門の業者に修理を依頼することをおすすめします。
2階以上の高さにある雨樋にアクセスするためには、長いはしごや足場が必要ですが、これらを正しく設置しなければ転倒や落下事故の危険性が高まります。
また、素人が高所での作業に慣れていない場合、バランスを崩したり、工具を落としてしまう可能性もあるでしょう。
そのような状況にならないためにも、業者に依頼して、スムーズに修理をしてもらうことが必要です。
雨樋が破損しているとき
破損した雨樋は、雨水を効率的に排水する機能を失っており、その状態で詰まりが発生すると、雨水が適切に流れずに滞留します。
この滞留した水分が長期間にわたって溜まり続けると、さらにひび割れが進行したり、金具の外れや雨樋の歪みが発生したりすることがあるため、早期に修理が必要です。
また、破損部分をそのまま放置すると、雨水が壁や屋根に流れ込むことで、建物内部の構造部分に水害を引き起こすリスクも高まります。
業者に依頼することで、まず破損箇所を専門的に調査し、どの部分が修理または交換が必要なのかを正確に見極めることが可能です。
雨樋のつまりを直すならけんおうリノベーションへご相談を
雨樋のつまりは、自分でも直すことはできますが、高所の作業になったり、雨樋が破損していたりなどの場合は、困難です。
無理に直そうとすると、落下する危険性やかえって壊してしまう恐れもあるため、業者への依頼が必要となります。
弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。
雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。