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雨樋詰まりの原因と家に与える悪影響とは?対処法を徹底解説

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雨樋詰まりの原因と家に与える悪影響とは?対処法を徹底解説

雨樋詰まりの原因と家に与える悪影響とは?対処法を徹底解説

雨樋の詰まりを放置しておくと、雨漏りや建物の劣化を引き起こす原因になりかねません。

定期的な点検と清掃が必要ですが、どこから手をつければよいのか分からない方も多いはずです。

そこで本記事では、雨樋詰まりの原因と家に与える悪影響を踏まえた上で、対処法を詳しく解説します。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。

雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。

雨樋詰まりの原因とは

雨樋詰まりの原因は、主に以下4つが考えられます。

・落ち葉や花弁など
・砂や泥など
・ビニール袋やボールなどのゴミ
・雨樋が歪んでいる

詳しく解説します。

落ち葉や花弁など

雨樋の詰まりの主な原因の1つは、落ち葉や花弁などの自然物です。特に秋になると、木々から落ちる葉や花が大量に雨樋に溜まりやすくなります。

これらが雨樋内に蓄積すると、水の流れが妨げられ、最終的には雨水がうまく排水されなくなり、雨樋が溢れてしまいます。

また、花弁や小枝などの軽い物も風で飛ばされて雨樋に入り込み、時間が経つにつれて湿気や泥と混ざり合い固まりやすくなるため、さらに詰まりが悪化することもあるのです。

砂や泥など

砂や泥も雨樋詰まりの原因です。

特に風や雨によって、周囲の土壌や砂が雨樋に流れ込みやすくなります。これらの微細な粒子は、雨樋内に溜まりやすく、時間が経つと湿気を含んで固まり、詰まってしまうのです。

特に風の強い日や大雨の後には、周辺の土地から細かな砂や土が流れ込むことがあり、雨樋の排水能力を低下させます。

さらに、泥が固まることで水の流れが完全に遮断され、詰まりが深刻化することもあります。

ビニール袋やボールなどのゴミ

雨樋の詰まりの原因には、ビニール袋やボールなどのゴミも含まれます。風や雨の影響で、周囲からさまざまなゴミが雨樋に流れ込み、溜まることがあります。

特に軽いビニール袋やプラスチック製のゴミは、風に吹かれて屋根にたどり着きやすく、その後、雨水とともに雨樋に入り込んでしまうでしょう。

これらのゴミが雨樋内に溜まると、徐々に排水口を塞いでしまい、水の流れを妨げることになるのです。

雨樋が歪んでいる

雨樋が設置された当初は、正しい角度で取り付けられていても、時間が経過するにつれて、温度変化や地震、強風などの影響で雨樋が歪むことがあります。

歪んだ部分では水の流れがスムーズにいかなくなり、雨水がうまく流れず、停滞することになります。

その結果、葉っぱやゴミ、砂などが溜まりやすくなり、詰まりを引き起こすのです。

また、雨樋の歪みがひどくなると、さらに水が集まりやすくなり、その部分で詰まりが悪化することもあります。

雨樋詰まりを直さずそのままにしておくとどうなる?

雨樋詰まりが起きているのにも関わらず、そのまま放置しておくと、以下のような問題が発生します。

・雨漏りを引き起こす
・周囲に泥水が飛ぶ
・虫が湧いてくる

詳しく解説します。

雨漏りを引き起こす

雨樋が詰まったまま放置すると、雨漏りを引き起こす恐れがあります。

雨樋の役割は、屋根に降った雨水を適切に排水することです。もし詰まりが発生すると、雨水が流れなくなり、屋根や外壁に溜まります。

この状態が続くと、溜まった水が屋根の隙間から内部に浸透し、最終的に室内に雨漏りを引き起こす可能性があります。

周囲に泥水が飛ぶ

雨樋が詰まった状態をそのまま放置しておくと、詰まった部分から雨水がうまく流れなくなり、その結果として周囲に泥水が飛び散ることがあります。

特に雨樋が詰まると、雨水が溜まりやすくなり、あふれ出した水が下に落ちる際に、泥やゴミも一緒に流れ出すことが多くなります。

泥水が地面に飛び散ることで、周囲の道路や隣接する家屋、または自宅の外壁に汚れが広がり、掃除が手間になってしまうでしょう。

虫が湧いてくる

雨樋が詰まったまま放置されると、湿気が溜まりやすくなり、虫が湧いてくることがあります。

雨水が詰まった部分に滞留し、乾きにくい状態が続くことで、湿度の高い環境が作り出され、虫たちにとって快適な繁殖場所となるのです。

特に蚊やカメムシ、さらには小さなハエなどが発生する原因となります。

これらの虫は、雨樋に溜まった水や有機物、落ち葉などを餌として繁殖することがあります。

また、湿った環境は害虫にとっても理想的な場所であり、その数が急速に増える可能性が高いです。

特に雨樋が家の近くにある場合、虫が家の中に侵入するリスクも高くなり、居住空間に不快感を与えるだけでなく、衛生面でも問題を引き起こします。

雨樋詰まりの対処法とは

雨樋詰まりの対処法は、主に以下の通りです。

・掃除を行う
・落ち葉が詰まらない雨といを採用する
・水圧で押し流す

詳しく解説します。

掃除を行う

雨樋の詰まりを解消するためには、まず掃除が必要です。

雨樋は、落ち葉や小枝、花弁など、様々な自然物が溜まりやすい場所であり、これらが長期間放置されると、雨水の流れが阻害され、最終的に詰まりや水漏れが発生します。

そのため、定期的に掃除を行うことが、雨樋詰まりを防ぐための効果的な方法です。

詰まっている物を手や道具を使って取り除きます。手で取りきれない固まった汚れや泥がある場合には、ホースを使って水流で押し流すことも有効です。

落ち葉が詰まらない雨といを採用する

雨樋の詰まりを防ぐためには、落ち葉やゴミ雨樋を採用することが有効です。

落ち葉が詰まりにくい設計の雨樋を利用すれば、落ち葉を雨樋内に入りにくくし、風の力を利用して自然に落ち葉を除去する仕組みを取り入れています。

また、雨樋の溝の幅や深さを調整することで、通常の雨水の流れを妨げることなく、不要な物が入りにくい構造にすることも可能です。

水圧で押し流す

対処法として、水圧を利用して詰まりを押し流す方法もあります。

水圧を使った詰まり解消方法は、ホースを雨樋の入口に接続し、強力な水流を使って詰まった物を押し流すというものです。

ホースを直接雨樋に差し込むことで、水流が詰まりを押し流す力を発揮します。強力な水圧が詰まったゴミや泥を取り除き、雨樋の内部を清掃します。

そうすれば、手作業で物を取り出す手間が省けること、また強力な水流で隅々まで掃除ができるでしょう。

雨樋詰まりを自分で直す手順

雨樋詰まりが気になった人の中には、自分で直すことを検討する人もいるでしょう。自分で直すのであれば、以下の手順で行いましょう。

・修理道具の準備をする
・軒樋に溜まっているごみをとる
・集水器から竪樋に水を流す
・パイプクリーナーを使って詰まりを取り除く
・水がきちんと流れるか確認する

詳しく解説します。

修理道具の準備をする

雨樋の詰まりを自分で直すためには、事前に適切な修理道具を準備しましょう。準備する道具は、主に以下の通りです。

・トング
・脚立
・手袋
・ゴミ袋

これらの修理道具を事前に整えておくことで、作業がより効率的に進み、雨樋詰まりの解消作業を安全に行えるでしょう。

軒樋に溜まっているごみをとる

軒樋は、屋根から集まった雨水を雨樋にスムーズに流すための溝状の部分で、葉や枝、泥などがよく詰まる場所です。

まず、詰まりやすい場所に溜まっているごみを目視で確認します。特に落ち葉や小枝、土や砂が雨樋内に引っかかっていることが多いので、これらを取り除く必要があります。

取り除くためには、ゴム手袋をはめて、直接手で詰まっているゴミをつかみ出すか、または専用の長柄工具やブラシを使用して掃除を行います。

長柄工具は、取り出しにくい位置のごみを除去するのに便利です。

集水器から竪樋に水を流す

集水器(雨樋の水を集める部分)に水を流す前に、十分に掃除が行われていることを確認してください。

集水器に落ち葉や泥、ゴミなどが残っている場合、それらをすべて取り除く必要があります。これを行わないと、水がうまく流れず、再び詰まりを引き起こす原因になります。

集水器が清潔な状態になったら、次に水を流します。

その際、ホースを使ってゆっくりと水を集水器に流し、雨樋がどのように水を受け止め、竪樋(縦に伸びた排水管)へと流れるかを確認します。

もし水が集水器に溜まったまま流れない場合、詰まりが解消されていない可能性が高いです。

この場合は、再度ゴミが残っていないか、あるいは別の部分で詰まりが発生していないかを点検します。

パイプクリーナーを使って詰まりを取り除く

パイプクリーナーは、雨樋や竪樋に詰まったゴミや汚れを取り除くために設計されており、特に目に見えない部分や深く詰まった物質を解消するのに役立ちます。

パイプクリーナーを使う際に不必要な障害物が取り除かれていることを確認し、雨樋に挿入する際は、慎重に行い、無理に押し込まないように使いましょう。

詰まりを感じたら、パイプクリーナーを回しながら引き戻すことで、ゴミや泥を引き出すことができます。

詰まりが解消された感覚を得たら、もう一度水を流して、完全に解消されているかを確認してください。

水がきちんと流れるか確認する

最後に、水がきちんと流れるか確認しましょう。

ホースを使って水を集水器に流し込み、水の流れがスムーズであれば、詰まりが解消されている証拠です。

しかし、水が滞るようであれば、再度問題箇所を特定し、再修理を行う必要があります。

雨樋詰まりの修理は業者に依頼するのがおすすめ

雨樋詰まりの修理は、自分でも対応できますが、自分の手では届かない場合もあります。また、雨樋が高い場所にある場合、素人が修理作業を行うのは危険が伴います。

もし不安でしたら、専門の業者に依頼することがおすすめです。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。

雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。

お問い合わせ – 雨漏り調査・修繕 けんおうリノベーション