雨漏り修理に失敗している原因や事例|業者選びのコツまで徹底解説
「雨漏り修理をしたのに、また雨漏りが続く…」こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
家は日々、風雨から身を守ってくれますが、雨漏りが続くようでは元もこもありません。
本記事では、雨漏り修理に失敗している原因や事例、業者選びを詳しく解説します。
弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。
雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。
【修理失敗】雨漏りが治っていない原因
以前に雨漏り修理を行ったのにも関わらず直っていない場合、主に以下4つの原因が考えられます。
- 原因となっている部分の特定が誤っている
- 原因が複数あるのに1箇所しか治してない
- 特定した原因に対して適切な修理ができていない
- そもそも建物の設計に問題がある
詳しく解説します。
原因となっている部分の特定が誤っている
雨漏りの原因は、必ずしも目に見える場所にあるとは限らず、水の侵入経路が複雑であるため、間違った箇所を修理してしまうケースもあります。
例えば、天井にシミが発生しているからといって、真上の屋根部分が必ずしも原因とは限らず、実際にはその周辺や別の場所から水が回り込んでいる場合があるといった感じです。
こうした特定ミスは、現場調査が不十分であることが主な原因です。
雨漏りの診断には、目視だけでなく実際に水を流して侵入経路を再現する「散水試験」や、赤外線カメラを使用した熱解析などの専門的な技術が求められることがあります。
これらを行わずに目視や簡易的な方法のみで修理を進めると、原因を見逃してしまうリスクが高まるのです。
原因が複数あるのに1箇所しか治してない
雨漏りの問題は、建物の特定の部分に集中しているとは限らず、水が複数の経路を通って侵入していることがあります。
たとえば、屋根の瓦が一部破損している箇所と、外壁のひび割れが同時に原因となっている場合、どちらか一方のみを修理しても雨漏りは完全には解消されません。
原因が複数ある場合、それぞれの箇所が連鎖的に影響を及ぼすこともあるのです。
一例として、屋根材の不具合によって内部に侵入した水が、構造体を伝って別の弱点箇所から漏れることがあります。
このようなケースでは、屋根の修理だけでは不十分で、内部の防水層や下地の補強が必要になることもあるのです。
特定した原因に対して適切な修理ができていない
雨漏りの修理は単純な補修作業ではなく、原因に応じた的確な方法を選択する必要があります。
しかし、原因が正しく特定された場合でも、その修理方法が誤っていると、結局修理できていないということになりかねません。
例えば、外壁のひび割れが原因であれば、そのひび割れの深さや広がりに応じた材料や補修技術を用いる必要がありますが、コストや手間を優先して汎用的な充填剤だけで対応した場合は再発してしまいます。
原因を特定するだけでなく、その原因に応じた修理手法や材料を選択し、建物の構造や特性を考慮した計画を立ててくれる業者を選ぶ必要があるでしょう。
そもそも建物の設計に問題がある
雨漏りが修理後も解消しない原因として、建物自体の設計に問題がある場合が挙げられます。
建物の設計段階で適切な雨水対策が講じられていない場合、構造的に雨漏りしやすい状態になっていることがほとんどです。
例えば、屋根や外壁の傾斜や形状が不適切である場合、雨水が効果的に排水されずに建物の一部に滞留することがあります。
こうした状況は、特に平屋根や傾斜が緩やかな屋根に多く見られます。雨水が滞留することで防水層が劣化しやすくなり、雨漏りの原因となるのです。
雨漏り修理の主な失敗事例
雨漏り修理の主な失敗事例は、以下の通りです。
- 雨染みが見られる
- 修理後に不具合があったのに保証が使えない
- 追加で料金を騙し取ろうとしてくる
詳しく解説します。
雨染みが見られる
雨染みは、雨漏りが完全に解消されていないことを示すサインです。修理した箇所以外の場所から依然として水が浸入していることが考えられます。
例えば、外壁や窓枠、屋根の複数箇所に原因が分散している場合、一箇所だけを修理しても問題が解決しないことがあります。
このような場合、雨水が建物内部を伝って他の場所に流れ込み、雨染みとして現れるのです。
また、既存の建材や防水層が劣化している場合も考えられます。
修理箇所以外の部分が古くなっていると、防水性能が全体的に低下しているため、修理部分以外からの浸水が雨染みとして現れる可能性が高まるのです。
修理後に不具合があったのに保証が使えない
雨漏り修理を依頼する際、業者が提供する保証期間や保証範囲についての説明が不十分であった場合、修理後に問題が発生してもその問題が保証の対象外とされることがあります。
例えば、保証が特定の部位に限定されている場合や、防水材の劣化ではなく構造的な問題が原因だった場合、保証が適用されないことがあります。
また、修理を依頼した業者が明確な保証書を発行していないケースもあります。
この場合、修理後に不具合が発生した際、保証の適用条件を確認する手段がなく、依頼者が再修理の費用を全額負担しなければならない状況に陥ることがあるのです。
追加で料金を騙し取ろうとしてくる
雨漏り修理の失敗事例の1つとして、悪質な業者が追加料金を不当に請求するケースが挙げられます。
このようなトラブルは、特に修理内容や費用について明確な合意がない場合や、依頼者が技術的な詳細を十分に把握していない場合に起こりやすいです。
悪質な業者は、契約時に修理費用を低く見積もり、工事が始まった後に「予期せぬ問題が見つかった」として追加料金を請求する手口を用いることがあります。
例えば、当初は防水工事のみの見積もりだったにもかかわらず、実際の作業中に「屋根材そのものの交換が必要」や「構造部分の補強が必要」といった理由で費用が大幅に増加する場合があると説明し、依頼者に追加入金を求めるのです。
雨漏り修理で失敗しないための業者選びのコツ
雨漏り修理で失敗しないためには、優良な業者を選ぶ必要があります。業者選びのコツは、主に以下の通りです。
- 雨漏り調査報告書が存在するか確認する
- アフターフォローや保証があるか見極める
- 依頼を検討している業者の口コミや評判を確認する
詳しく解説します。
雨漏り調査報告書が存在するか確認する
雨漏り修理で失敗しないためには、業者が雨漏り調査報告書を作成しているかを確認することが重要です。
この報告書の有無は、業者の信頼性や技術力を見極める1つの基準となります。
雨漏り調査報告書とは、建物のどこに問題があるのかを調査し、その結果を詳細に記載した書類です。
これには雨漏りの発生箇所や原因、修理の必要性、具体的な修理方法の提案などが含まれます。
調査報告書がしっかりと作成されていれば、業者が適切な技術や知識を持ち、問題を的確に把握していることがわかります。
一方で、このような報告書を提示しない業者は、問題の特定に自信がない可能性や、修理の信憑性が低い場合があります。
アフターフォローや保証があるか見極める
業者がアフターフォローや保証を提供しているかどうかも確認する必要があります。
雨漏り修理は建物の構造や材質、外部環境に大きく左右されるため、修理後に問題が再発する可能性を完全に排除することは困難です。
そのため、アフターフォローの有無は、業者の誠実さと責任感を判断する重要なポイントになります。
信頼できる業者は、修理後の状態を確認し、必要に応じて追加対応を行う体制を整えています。
また、保証が明確に設定されていれば、一定期間内に再発した際に追加費用なしで対応してもらえるため、依頼者にとって大きな安心材料となるでしょう。
依頼を検討している業者の口コミや評判を確認する
雨漏り修理を依頼する際、検討している業者の口コミや評判を確認しましょう。
口コミや評判は、実際にその業者に依頼した人々の生の声が反映されており、広告や業者の公式サイトでは得られない情報源です。
これらの情報を確認することで、業者が提供するサービスの質や対応の誠実さ、修理後のフォロー体制など、多面的な評価を得られます。
雨漏り修理に失敗して再度業者に依頼したいけどお金がない場合どうすればいい?
雨漏り修理に失敗し、再度業者に依頼したいけれども資金がない場合、いくつかの方法で対応することが可能です。
まず最初に確認すべきは、前回の修理業者が提供した保証内容です。
多くの業者は修理後一定期間内の保証を提供しており、雨漏りが再発した場合には再修理を無償で行うことができます。
この場合、まずは前回の業者に連絡し、修理に関する保証やアフターフォローの対応があるか確認しましょう。
もしそれでも厳しければ、下記の記事で7つの方法を詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。
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雨漏り修理したのに直っていない場合、原因となっている部分の特定が誤っていたり、原因に対して適切な対処ができていなかったりなどが挙げられます。
雨漏り修理で失敗しないためには、業者選びが重要です。
弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。
雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。