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雨漏りが原因で漏電するとどうなる?取るべき行動や予防策などを解説

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雨漏りが原因で漏電するとどうなる?取るべき行動や予防策などを解説

雨漏りが原因で漏電するとどうなる?取るべき行動や予防策などを解説

最近ブレーカーがよく落ちたり、電気使用量の割に電気代が高かったりなどする場合、漏電している可能性が高いです。

特に雨漏りしてしまうと、電気設備に水分が付着してしまい、漏電する原因となります。

本記事では、雨漏りが原因で漏電するとどうなるかを紹介し、取るべき行動や予防策などを詳しく解説します。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。

雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。

雨漏りが原因で漏電するとどうなる?

雨漏りが原因で漏電すると、主に以下のようなリスクがあります。

  • 漏電火災が起きてしまう
  • 感電して命の危険性が高まる
  • 電気製品が壊れる
  • 停電により生活に支障をきたす

最悪の場合、命に危険が伴ってしまうため、そのような事態を防ぐためにも漏電した際のリスクを把握しておきましょう。

詳しく解説します。

漏電火災が起きてしまう

漏電が続くと電気回路に異常な負荷がかかり、電線が過熱してしまうことがあります。

電線が過熱すると、周囲の可燃物に引火し、漏電火災を引き起こす可能性があり、特に古い住宅や湿気の多い場所に設置された電気設備は、絶縁劣化のリスクが高いです。

そのため、漏電から火災につながる危険性が増します。

また、漏電ブレーカーが設置されていない場合には、漏電が検知されずに放置され、気づいたときには火災に発展している可能性があるのです。

感電して命の危険性が高まる

雨漏りによって建物内部に水が侵入し、電気配線や電気機器に直接触れると、絶縁体が損なわれ、漏電が発生します。

特に電線の被覆が劣化している場合、水が導電体に接触すると電流が漏れ、意図しない経路で電気が流れることになります。

この漏電が金属部材や水と接触することで、電流が人や周囲に流れ、感電事故が起こる可能性があるのです。

電気製品が壊れる

雨漏りが原因で漏電が発生した場合、電気製品が壊れるリスクが大きくなります。

雨漏りによって建物内部に水が侵入し、電気配線や電化製品に直接触れることで、電気系統に異常な負荷がかかり、結果的に電気製品が故障する可能性が高まるからです。

特に電化製品の内部に水分が浸入すると、電子基板や部品がショートすることで過電流が流れ、回路が損傷します。

これは製品が突然動作を停止したり、完全に動かなくなったりする原因となるでしょう。

停電により生活に支障をきたす

雨水が建物内部に侵入し、電気配線や電気機器に直接触れることで絶縁体が破壊されると、漏電が生じます。

この漏電が電気回路に異常を引き起こし、ブレーカーが自動的に作動して電流を遮断することで停電が発生するのです。

ブレーカーは漏電を検知して電気を遮断する安全装置ですが、これにより家庭全体や一部の電気系統が使用できなくなるため、生活の利便性に悪影響を及ぼしてしまうでしょう。

雨漏りが原因で漏電した後にするべき行動とは

雨漏りがげいいんで漏電した際は、早急に修復作業を行う必要があります。まずは下記3つの行動をとりましょう。

  • ブレーカーを全部落とす
  • 近くの電力会社へ連絡する
  • 電気保安協会へ連絡する

詳しく解説します。

ブレーカーを全部落とす

雨漏りが原因で漏電が発生した場合、まず最初に行うべき重要な行動は、ブレーカーを全て落とすことです。

漏電が起きている状況では、電気が通常の経路を外れて流れており、このままでは感電事故や火災といった重大なリスクが伴います。

特に水は電気を通しやすく、雨水が電気配線や機器に触れている状態では、どこに電流が流れているか予測が難しくなります。

そのため、電源供給を断つことで、二次的な被害の発生を防ぐことが最優先です。

近くの電力会社へ連絡する

雨漏りが原因で漏電が発生した後、次に行うべき重要な行動は、近くの電力会社へ連絡することです。

漏電は単に家庭内の問題に留まらず、周辺の電気系統にも影響を与える可能性があるため、迅速に電力会社に状況を報告することが重要です。

電力会社の担当者は、漏電の範囲や程度に応じて適切な処置を指示したり、必要に応じて現場に技術者を派遣することもあります。

また、漏電が広範囲に影響を与えている場合、電力供給そのものに問題がある可能性があるため、電力会社が適切に状況を確認し供給停止などの対応を取ることによって、より大きな事故を未然に防ぐことが可能です。

お近くの電力会社へ連絡するようにしましょう。

電気保安協会へ連絡する

電気保安協会とは、電気事業法に基づく電気保安管理業務や電気設備の点検などを行っている団体です。

電気保安協会へ連絡することによって、まず漏電の原因となっている部分や、その範囲を専門家が詳細に調査します。

漏電は目に見えにくい形で進行することが多いため、どの配線や機器に問題があるのかを正確に特定するのは難しいことがあります。

そのため、電気保安協会の専門家による診断は、電気設備の安全確認や必要な修理箇所の特定において有効的といえるでしょう。

雨漏りによって漏電しないための予防策とは​​

一度漏電してしまった場合、生活に支障を来さないために、再発防止に努めなければなりません。雨漏りによって漏電しないためには、主に以下5つの予防策を行う必要があります。

  • 定敵的に屋根の塗装メンテナンスを行う
  • 防水シートの交換を行う
  • 下地の補修を行う
  • コーキングの打ち替えを行う
  • 屋根の板金部を張り替える

詳しく解説します。

定敵的に屋根の塗装メンテナンスを行う

雨漏りによる漏電を防ぐための重要な予防策として、定期的に屋根の塗装メンテナンスを行うことが挙げられます。

屋根は日々紫外線や風雨に晒されるため、時間と共に防水性能が劣化していきます。

塗装が劣化すると、屋根材が水を吸収しやすくなり、結果として雨漏りが発生するリスクが高まってしまうのです。

塗装メンテナンスを定期的に行うことで、屋根材に施されている防水コーティングを適切に保つことができます。

塗装は屋根材を保護する役割を果たしており、防水層として雨水の侵入を防ぎ、漏電や感電、最悪の場合は漏電火災などのリスクを低減してくれます。

防水シートの交換を行う

雨漏りによる漏電を防ぐためには、防水シートの交換を定期的に行うことが効果的な予防策となります。

防水シートは屋根材の下に設置される重要な防水層であり、雨水が屋根材の隙間から浸入した際にも、建物内部に水が入り込むことを防ぐ役割を果たしています。

この防水シートが劣化してしまうと、屋根の防水機能全体が低下し、雨漏りが発生する原因となってしまうのです。

定期的に防水シートを点検し、必要に応じて交換することで、雨漏りを未然に防ぎ、電気配線やその他の重要な設備を守りましょう。

下地の補修を行う

下地とは、屋根材や外壁材の下にある構造部分であり、建物全体の強度や防水性を保つための基盤となる部分です。

下地が損傷していると、屋根や外壁から浸入した雨水が建物内部に容易に到達し、電気配線やコンセントなどに水が触れて漏電が発生するリスクが高まります。

下地の補修を行う際には、まず下地部分の状態を徹底的に点検し、損傷や劣化が見つかった箇所を修理する必要があります。

具体的には、劣化した部分の交換や、ひび割れや隙間の補修などといった感じです。

また、下地を補強するために防水材を追加することで、防水性をさらに高めることができるでしょう。

コーキングの打ち替えを行う

コーキングとは、建物の隙間や接合部に使用されるシーリング材であり、雨水の侵入を防ぐ役割を果たします。

特に屋根の角や窓周り、外壁のジョイント部分など、水が侵入しやすい場所にコーキングが施されています。

しかし、時間の経過とともにこのコーキング材は劣化し、ひび割れや剥がれが生じ、雨漏りする原因となるのです。

コーキングの打ち替え作業は、まず古いコーキング材を慎重に取り除くことから始まります。

古い材料がしっかりと剥がれない場合は、専用の工具を使って丁寧に処理し、残った接着剤や汚れを完全に除去することが求められます。

次に、新しいコーキング材を適切に施すことで、隙間をしっかりと密閉します。

新しいコーキング材は、耐水性や耐候性に優れたものであることが望ましく、施工後にはしっかりと乾燥させることが重要です。

屋根の板金部を張り替える

屋根の板金部は、主に雨水を効果的に排水し、屋根全体の防水性を確保する役割を果たしています。

これらの部品が劣化したり損傷したりすると、雨水が屋根内部や建物の構造に侵入しやすくなり、結果として雨漏りが発生します。

屋根の板金部を張り替える際には、まず現状の状態を詳細に確認することが重要です。

損傷の程度に応じて、部分的な修理や全体の張り替えが必要になります。張り替え作業では、古い板金を慎重に取り外し、下地の状態を確認します。

もし下地に腐食や劣化が見られれば、必要に応じて下地自体も補修することが必要です。

雨漏りが原因で漏電している場合は早急に修復作業を行いましょう

雨漏りが原因で漏電してしまっている場合、放置しておくと火災や感電といった命の危険性が高まります。

そのため、漏電が起きてしまったらいち早く応急処置を行い、専門業者へ修復作業を依頼する必要があります。

弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。

雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。