天窓が雨漏りしてしまったらどうする?原因や修理方法などを詳しく解説
天窓からの雨漏りは、室内の天井や壁に損傷を与え、カビの発生リスクも高まります。
仮に天窓から雨漏りしてしまった場合、早急に原因を突き止めて応急処置する必要があるでしょう。
そこで本記事では、天窓が雨漏りしてしまった場合の対応策や修理方法などを詳しく解説します。
弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。
雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。
雨漏り修理の前に知っておくべき天窓の寿命
天窓が雨漏りしてしまう要因の1つとして、経年劣化が挙げられます。
そもそも天窓の寿命は、使用する素材や設置状況、メンテナンスの有無によって異なりますが一般的には約20年から30年程度とされています。
天窓は日光や風雨に常にさらされるため、素材の劣化が避けられません。
特に、ガラス部分は耐久性が高いものの、周囲のシーリング材やフレームが劣化しやすく、この部分が寿命を左右する要因となるでしょう。
天窓が雨漏りしてしまう原因とは
ここからは、天窓が雨漏りしてしまう原因について深掘りしていきます。主な原因は以下3つです。
- ゴムパッキンが劣化してしまった
- 防水紙や板金画が劣化してしまった
- ゴミや落ち葉などが詰まった
詳しく解説します。
ゴムパッキンが劣化してしまった
天窓が雨漏りしてしまう原因の1つに、ゴムパッキンの劣化があります。
天窓の周囲には、雨水の侵入を防ぐためにゴムパッキンが取り付けられていますが、このパッキンは経年劣化によって性能が低下してしまうでしょう。
特に紫外線や気温の変化、風雨などの外的要因にさらされることで、ゴムは硬化しやすく、ひび割れや収縮が発生します。
その結果、パッキンの密閉性が失われ、隙間から雨水が浸入してしまうのです。
防水紙や板金画が劣化してしまった
防水紙は天窓周りの屋根部分に設置され、屋根材の下で二重の防水構造として働いていますが、長年の使用や気候変化によって徐々に劣化していきます。
紫外線や雨風にさらされることで、防水紙は徐々に破れやすくなり、そこから雨水が侵入してしまうことがあります。
また、天窓の周囲には板金が施されており、この板金も防水の要として重要な役割を果たしています。
しかし、板金が劣化すると、接合部分に隙間が生じ、雨水が内部に浸入するリスクが高まります。
ゴミや落ち葉などが詰まった
天窓の周囲には排水を行うための仕組みが設けられていますが、ここにゴミや落ち葉がたまると排水が滞り、雨水が正しく流れなくなってしまいます。
特に秋や風の強い時期には、落ち葉や細かい枝、砂などが天窓の周囲にたまりやすいです。
排水口を塞ぐことで水が行き場を失い、天窓のシーリング部分やフレームの隙間から室内に浸入する原因になってしまいます。
また、こうしたゴミが湿った状態で長期間にわたって溜まると、腐敗が進み、周囲の素材を劣化させる原因にもなりかねないため、注意が必要です。
天窓が雨漏りした際の修理方法とは
天窓が雨漏りした際の修理方法は、主に以下の通りです。
- 天窓周りを清掃する
- 天窓の部分補修を行う
- 天窓の撤去・交換をする
詳しく解説します。
天窓周りを清掃する
雨漏りの原因として、ゴミや落ち葉などが排水路や天窓のフレームに詰まることがよく見られます。
このような場合、まずは天窓周辺にたまったゴミや落ち葉を取り除き、排水経路を確保することが重要です。
ゴミが詰まっていることで水の流れが妨げられ、行き場を失った雨水がシーリング部分やフレームの隙間から浸入してしまうことがあります。
そのため、清掃作業では、フレームや排水口の細部までしっかりと確認し、残っている小さな枝や泥なども可能な限り取り除く必要があるでしょう。
天窓の部分補修を行う
天窓が雨漏りした場合の修理方法として、部分補修を行うことが有効です。
天窓の雨漏りは、シーリング材の劣化やフレームの小さな隙間が原因で発生することが多い傾向があるため、これらの部分を重点的に補修することで雨漏りを止めることができます。
まず、天窓周りのシーリング材にひび割れや剥がれがないか確認し、劣化している場合は古いシーリング材を丁寧に取り除きます。
その後、新しいシーリング材を塗布し、隙間がしっかりと埋まるように均等に広げることが重要です。
シーリング材の補修は、雨水の侵入を防ぐための基本的な作業であり、しっかりとした密閉性を確保することで再発を防止します。
天窓の撤去・交換をする
天窓が雨漏りし、部分補修や清掃では十分な効果が得られない場合、最終的な修理方法として天窓の撤去・交換が必要です。
長年使用された天窓は、フレームやガラス、シーリング材、さらには周囲の防水システムが全体的に劣化していることがあります。
このような状態になると、部分的な補修では根本的な解決が難しく、何度も雨漏りを繰り返すリスクが高くなります。
そのため、雨漏りが深刻で修繕を重ねても改善されない場合、天窓全体を新しいものに交換することが望ましいです。
天窓の雨漏り修理にかかる費用
天窓の雨漏り修理にかかる費用は、修理の内容や天窓の状態によって大きく変わります。
軽微なシーリング材の補修であれば、費用は1万5千円から3万円程度が一般的です。
この範囲の修理は、主にシーリング材のひび割れや一部の劣化を補うもので、作業も比較的短時間で終わります。
一方、天窓周辺の防水処理や板金の修理が必要な場合、費用は5万円から10万円ほどかかることが一般的です。
天窓周りの防水紙や板金の交換、さらに周囲の防水性能を強化するための作業が含まれるため、コストが上がる傾向にあります。
天窓の雨漏り修理に関するご相談はけんおうリノベーションまで
天窓が雨漏りしてしまう原因として、経年劣化が考えられるケースが多いですが、天窓の寿命は20年程度です。
雨漏りが発生してしまった場合、専門業者へ修理依頼する必要があります。
弊社では、雨漏り調査で原因を見つけるまでを完全成果報酬で実施しており、工事を行ってから、最低1年間の保証期間を設けています。
雨漏り再発率を3%以下に維持しており、緻密な調査を繰り返すことを徹底して行っているため、雨漏りに関するお悩みがありましたら、ぜひ下記よりご相談ください。